アームレッグクロスレイズでバランスを取りにくいのはなぜ?

体の背中側全体を鍛えることができるアームレッグクロスレイズは、スロトレの中でも効率良く多くの筋肉を鍛えることができます。

なので、筋肉量を増やして基礎代謝をアップし、太りにくい体を作ろうと思うなら、アームレッグクロスレイズは、外すことができないエクササイズです。

ただ、やったことがある方ならわかると思いますが、このトレーニングはバランスを取るのが難しいです。エクササイズ中、体がふらふらして、うまく行えないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、私がアームレッグクロスレイズを行っているときに気付いたバランスを取りやすい方法を紹介します。

プッシュアップ(腕立て伏せ)後すぐに行わない

まず、アームレッグクロスレイズをご存じない方は、以下のページをご覧になってください。

アームレッグクロスレイズは、四つん這いになって、片手、片足で体を支えながら行うトレーニングなので、動作中は、どうしてもバランスを取るのが難しくなります。特に上半身を支えている腕は、足と比べると疲れやすいので、体を支えきれずに崩れたり、支えられてもフラフラしたりします。

なので、アームレッグクロスレイズを行う際は、できるだけ腕の筋肉が疲れていない状態で行うのがポイントとなります。

私は、以前はプッシュアップをした後すぐにアームレッグクロスレイズをしていたので、肘の辺りの筋肉がすぐに疲れてきて、体を支えるのが苦しくなっていました。そうすると、その苦しみから逃げるために動作が早くなったり、変なところに力を入れてしまったりと、正しいフォームを保つことができませんでした。

そこで、プッシュアップ後は、すぐにアームレッグクロスレイズを行わず、間に別のメニューを挟んで、腕の疲れを取るようにしました。

これが非常に効果的で、アームレッグクロスレイズ中は、体を支えている方の腕がほとんど疲れなくなりました。もちろんスロトレを継続することで筋肉が付いたことも疲れにくくなった理由ではあるのですが、やはり、プッシュアップ後時間を置いたことが、アームレッグクロスレイズ中に腕が疲れにくくなった最大の要因だと思います。

両腕と両足をしっかりと肩幅に開く

アームレッグクロスレイズ中にバランスを崩さないためには、四つん這いになった時に両腕と両足をしっかりと肩幅に開くことも大切です。

両腕は、自分の眼で位置を確認できるので、誰でも肩幅に開くことができていると思います。しかし、四つん這いの状態では、足の開き具合を確認できないので、意識していないと両足がピタッとくっつくくらいに幅が狭くなってしまうことがあります。

アームレッグクロスレイズ中に体がフラフラする場合は、トレーニング開始前に両足が肩幅に開いているかを確かめてみてください。

反らしすぎない

トレーニング中にバランスが崩れてしまう理由には、反らしすぎもあります。

アームレッグクロスレイズは、背中全体を鍛えるエクササイズであることから、どうしても効果を上げようと体を思いっきり反らそうとしてしまいがちです。でも、体を反らそうとすればするほどバランスが取りにくくなるので、結果的に筋肉から力が抜けてしまい、血流が解放されてスロトレの効果を十分に発揮することができなくなります。

また、背中を反らしすぎると腰痛になる危険もあるので、ほどほどにしておきましょう。

私の経験では、少し物足りないかなと思うくらいしか背中を反らない方が、筋肉に力が入りっぱなしになっているのを感じることができます。

足を内側に向けて上げてしまっている

アームレッグクロスレイズは、片足をまっすぐ上げるように体を反りますが、無意識のうちに内側に向かって足を上げてしまっていることがあります。

動作中に足の上がっている方向を確認するのは難しいですが、一旦、足を上げた状態で静止し、まっすぐに上がっているかどうかチェックしてみてください。

内側に向かって足が上がっている場合は、少し外に向かって足を上げるように意識すると良いですよ。そうすれば、まっすぐに足を上げることができ、体もフラフラせず、バランスを保ってエクササイズできます。

以上が、私の経験上のアームレッグクロスレイズでバランスを保つ方法です。アームレッグクロスレイズ中にうまくバランスを保てない方は、試してみてください。