1日3食よりも2食の方が痩せるのは当たり前

ここ1週間ほど、昼食をとる時間がなかなかとれず、午後3時とか4時とかにパンを食べて済ますような生活をしていました。

私は、朝は飲み物だけで固形物は食べません。なので、普段は2食なのですが、この1週間ほどは、1食半といった食生活を送っていたわけです。

そのせいで、体重は61kgから59kgまで落ちました。夕食を食べた直後は、60kgを超えるのですけどね。

食事の回数を減らせば太るというのが定説

よくテレビ番組で、1日3食しっかり食べた方が良いと言われています。特にダイエットをしたいのなら、2食は逆効果で太ってしまうなんてことを聞きますね。

その理由は、食事の回数を減らすと栄養の吸収がよくなってしまうからだとか。お相撲さんがあれだけ大きな体をしているのも2食というのが理由だと言われています。

なるほど。

それなら、栄養が不足している人は、食事回数を減らせば減らすほどしっかりと栄養を補給することができ、結果的に太るということですね。

でも、そんなことは絶対にないですよね。

もしも食事回数を減らして太るのなら、この1週間、1食半の食事をしていた私の体重は、増えていないといけません。食事回数を減らすと栄養の吸収がよくなるというのは、本当なのでしょうが、そもそも体に入る食べ物の量が少なくなっているのですから、食事回数を減らして太るなんてことは普通はあり得ません。

なぜ、このような当たり前のことを否定するようなテレビ番組を放送するのかよくわかりませんね。

1日3食よりも2食の方が痩せます。2食よりも1食の方が痩せます。逆に3食よりも4食の方が太ります。間食すればさらに太ります。これは単純な足し算の問題です。

1日3食提唱は節分やバレンタインと同じ

そもそも昔は、1日2食しか食べていなかったと言います。

日本でもそう言われていますし、海外でもそう言われています。すべての国が1日2食だったのかどうかわかりませんが、3食という食習慣は珍しかったのではないでしょうか。

1日3回食べることを提唱したのは、発明王のエジソンだと伝えられています。彼が発明したトースターを世の中に広め、さらに彼が経営する電力会社が儲かるように仕組んだということらしいです。

これって、節分の恵方巻きやバレンタインのチョコレートと同じ発想ですよね。

単なる金儲けのために提唱した理論を医者や栄養士までが信じて、いろいろなテレビ番組で1日3回食べましょうということを言い続けた結果が、やがて3食よりも2食の方が太るという俗説に変化していったのではないでしょうか。

2回から3回に食べる回数を増やせば、その分食べる量も増えるわけですから、太るのは当たり前です。医者や栄養士が、1日2食を実践し、太るかどうかを確かめれば、簡単に答えが出るのにやらないのが不思議です。

でも、本当は医者も栄養士も食事の回数を減らせば痩せることはわかってると思うんですよね。

きっと、テレビでそれを言えない何かがあるのでしょう。