大腰筋を鍛えると歩きやすくなるかも

腹筋を鍛えるメニューをクランチからニートゥチェストに変更して約半年ほど経過しました。

変更したといっても最初は、クランチとニートゥチェストの両方を1セットずつ行っており、完全にニートゥチェストだけを2セット行うようになったのは1ヶ月ほど前からです。

でも、当初のセット数が1セットだったとはいえ、半年ほどニートゥチェストを続けていることには変わりありません。そろそろ目に見える効果が出てきたので、報告します。

足の付け根近くの筋肉が硬くなってきた

ニートゥチェストで鍛えられる筋肉は、腹直筋と言われるお腹の中心にある筋肉と下腹部の深部にある大腰筋という筋肉です。ニートゥチェストの特徴は、クランチでは鍛えられない大腰筋を鍛えることができるということにあります。

スロトレ完全版にさらっと大腰筋の解説が載っているので引用します。

下腹の深部にある、おもに太ももを前に振り出す働きのある筋肉。骨盤を前傾させて姿勢を維持する働きもある。良い姿勢の維持はお腹痩せにもつながる。(44ページ)

大腰筋は、下腹の深部にある筋肉なので、見た目にはどれがその筋肉なのかわかりにくいです。なので、あまり見た目の変化は気にせずにニートゥチェストを行っていたのですが、最近、太ももの付け根を観察すると、筋肉がやや盛り上がって硬くなっているのに気づきました。太ももの付け根というのは、だいたいビキニラインの上の方です。

これがニートゥチェストで大腰筋を鍛えた効果なのかどうかを確認するために仰向けに寝て、両足を床から少し上げてみました。こうすると、力が入っている部分が硬くなります。ちょうど、ニートゥチェストをしている時と同じ部分に力が入るので、筋肉の確認がしやすいわけです。

するとお腹の中心はもちろんの事、ビキニラインの上の方の筋肉も硬くなっていることがわかりました。やはり、ニートゥチェストを続けたことで、太ももの付け根付近の筋肉が強化されているようです。

加齢とともに歩幅が狭くなってくる

人間は、年をとるにしたがって、少しずつ歩幅が狭くなってきます。若い時よりも歩くのが遅くなったなと感じるのは、歩幅が狭くなるからですね。

だから、歩くスピードを遅くしないためには、下半身の強化が必要になります。

ここで、大腰筋の働きをもう一度確認しておきます。大腰筋は、おもに太ももを前に振り出す働きをします。これって、明らかに歩行と関係していますよね。

ということは、大腰筋が衰えると、太ももを前に振り出す力が弱くなり、歩幅が狭くなるということではないでしょうか?そうだとすると、大腰筋の衰えが歩くスピードを遅くしている原因と考えられます。

私は歩くのが人よりも速いので、歩幅が狭くなっているとか、歩くのが遅くなっているとかは今のところ感じません。

むしろ、ニートゥチェストで大腰筋を鍛えはじめてからは、足をゆっくりと前に踏み出しているのに歩くスピードが遅くなっていないような気がします。そう感じるだけで、実際に歩行スピードを計測したわけではないので、なんとも言えないのですが。

とは言え、大腰筋を鍛えておいて損はなさそうなので、これからもニートゥチェストを継続していきます。