節分の日に糖質を大量摂取する人体実験を試みる

私は、毎年、節分の日に神社やお寺にお参りに行くのが好きなんですよね。甘酒やぜんざいなどの無料接待があって、寒いこの季節には、ありがたい行事です。

でも、昨年の5月から糖質制限を始めたので、今年の節分はどうしようかと悩んだのですが、1年に1回くらいは、甘いものを口にするのもいいかなと思い、神社やお寺をはしごして、甘酒や和菓子をたくさんいただきました。

ついでに糖質制限を一時的に解除すると、体にどういう変化が出るのかも知りたかったので、この機会に人体実験してみるのも良いでしょう。

糖質摂取量は100g程度

節分の日に各寺社でいただいたのは、甘酒2杯、ぜんざい1杯、八ッ橋2枚、あんこ餅1個、生姜湯1杯です。

全て合わせると糖質摂取量は100gを超えていそうです。3時間ほどの間に少しずついただいたので、一気に100gの糖質を摂取したわけではありませんが、それでも、この量は糖質制限をしている人から見ると、かなり多い量でしょう。

でも、一般的な栄養士や医師が推奨する1食あたりの糖質摂取量は、この程度なんですよね。1日じゃないですよ。1食で100gの糖質を摂りなさいと言ってるのです。1食で砂糖100g食べるなんて異常なことです。しかし、米や小麦に含まれる糖質を100g摂取することには、何の抵抗もない人が多いんですよね。

軽い頭痛が起こり始める

甘いものをたくさん食べたことで、やはり、体には異常が現れました。

最初に口にしたのは生姜湯で、この時は、体に特に何も起こりませんでした。とは言え、久々に甘い飲み物を口にすると、その魅惑の味のとりこになってしまいそうでしたよ。

その後、1時間以上おいて、甘酒とぜんざいをいただきました。甘酒を飲んでいる時に頭が少しボーっとしてきました。温かい飲み物を飲んだことで、体が温まったこともあるのでしょうが、このような感覚は久しぶりです。

そして、八ッ橋やあんこ餅をいただき、1時間後に本日2杯目の甘酒を飲み終えました。

これで節分の日に甘い物を口にするのは終了です。食べ物や飲み物の量は、それほど多くはありませんね。でも、糖質に換算すると100gを超えているでしょうから、毎日、このような食事を続けていると、素人でも危険なんじゃないかと思ってしまいます。

最後の甘酒を飲んでいる時、何気に頭を左右に振ると、軽い頭痛がしました。これは、予想した通りの結果ですね。

私は、仕事で外を3時間から5時間くらい歩き回ることがよくあるのですが、帰宅した時には、よく頭が痛くなっていました。最初は、夏の暑い日に外出するから熱中症になってるのかなと思っていたのですが、季節を問わず、頭痛が襲ってきてたんですよね。

だから、おそらく熱中症とは違います。

でも、糖質制限を始めてからは、長時間、外出していても頭痛がしなくなりました。それまでは、頭痛とともに体も疲れやすかったのですが、糖質制限開始後は、疲労感もかなり少なくなりました。

そういった状態が半年以上続いて、節分の日に甘いものを口にしたら、昔と同じ症状が出たんですね。これは、どう考えても、糖質の仕業です。3ヶ月ほど前も、法事があり、米を食べたり、ワインを飲んだり、まんじゅうを食べたりと普段よりもたくさんの糖質を摂取したら、軽い頭痛になりました。おまけにお腹はいつまでたっても、食べた物が消化できていないのか、満腹感が継続して気持ち悪かったです。

よくよく糖質制限前のことを思い出してみると、長時間外出する時は、事前におにぎりやインスタントラーメンなど、糖質が多く含まれているものを食べることが多かったですね。それが、きっと頭痛の原因だったのでしょう。

糖質を多く摂取した時は、運動をして体内の糖質を代謝すればいいと言われますが、私は、糖質摂取後の運動は体に負担をかけるということを身をもって理解したので、そのようなことは人にすすめません。

体の事を考えるなら、運動前は、糖質の摂取を控えることの方が大切ですね。

それにしても、甘いものというのは、一度口にすると、次々と食べたくなります。

糖質には中毒性があると言われますが、本当にその通りですね。