逆立ちは背中を反った方がバランスをとりやすい

毎晩、コツコツと逆立ちの練習をするようになって、割と長い期間が経過していますが、まだまだ上手にはできませんね。それでも、うまく逆立ちできたときは30秒程度踏ん張れますから、以前よりも上達はしています。

逆立ちは、バランスをとることが大切ではあるのですが、そのためには腕力がある程度なければいけません。だから、プッシュアップ(腕立て伏せ)をして腕の筋肉を鍛えることも重要です。

そして、最近、逆立ち中は背中を反るとバランスをとりやすいことに気づきました。

前後に体重を移動させれるようにする

逆立ちは、前に倒れるか後ろに倒れるかのどちらかで終了します。右に倒れたり左に倒れたりすることは滅多にありません。と言うか、左右にこけたことは一度もありません。

だから、前後のバランスをとることが、長い時間逆立ちし続けるためには大切です。

そこで、気づいたのが逆立ち中に背中を反ることでした。背中を反った状態で体が前に倒れそうになった時、背中を伸ばせば重心が後ろに移動するので、再び逆立ちを安定させれます。また、後ろに倒れそうになった時には、背中を反ると前に重心を移動させれます。

以前は真っ直ぐに背中を伸ばして逆立ちをしていましたが、これだと壁などの支えがなければ逆立ちし続けるのは難しいです。普通に足で立っている時もそうですが、直立している状態は、ちょっとしたことでバランスを崩してしまいます。

野球選手が守備についている時のように中腰になって膝を曲げていると、素早く動けます。逆立ちも、これと同じで関節を伸ばしきらなければ、バランスを崩しそうになった時、素早く重心を移動させて元の状態に戻しやすいです。

腰痛に注意

しかし、逆立ち中に背中を反りすぎると腰が疲れてきます。下手をすると腰痛になるかもしれませんから、反りすぎないように注意しましょう。

逆立ち中に背中を反るといっても、限界まで反らず、まだ反れるだけの余裕を残すのがコツです。そうしておけば、後ろに体が倒れそうになった時、もっと背中を反ってバランスをとれます。

あと、肘を伸ばしきらないのもポイントです。背中を反ったり伸ばしたりするだけでなく、肘の曲げ伸ばしもできるような体勢にしておいた方が、重心移動がしやすいです。とにかく、関節に余裕を持たせることが逆立ち中の重心移動には大切だと思います。

このまま毎晩逆立ちを続けていれば、もっと上手になれそうです。

やり始めた時は、すぐに頭に血が上って苦しかったのですが、最近は1分くらいなら平気です。2分くらいは逆立ちできるようになりたいのですが、さすがに現状では腕が疲れてバランスどころの話ではありません。

とりあえず、腕力が強くなれば、逆立ち中にもっとバランスをとりやすくなるでしょう。