歩けば歩くほど痩せる

最近、仕事でよく歩いています。

歩いていると、脂肪がエネルギー利用されて痩せます。これは、誰もがご存知のことと思います。だから、ダイエットにはウォーキングが効果的だと言われており、それを否定する人はあまりいません。筋トレなどの無酸素運動の方がダイエット効果は高いと言う人はいますが、有酸素運動のダイエット効果を完全に否定はしてませんね。

歩いて痩せることは健康的か

よく歩いて体重が減ることは良いことだと思われていますが、これって本当なのでしょうか?

歩きすぎると体が疲れるので、あまり無理するのは良くないと思うんですよね。だから、適度に歩きましょうとなるのでしょうが。

でも、歩くと体が疲れるだけでなく、どうも肌の調子が悪くなりやすい気がします。歩きすぎた翌日は、いつもよりも肌が乾燥しているようなのです。長時間、外を歩くので、紫外線の影響を受けているはずです。それが、よく歩くと肌が乾燥しやすい原因なのかもしれません。

では、歩かずに外にいた場合はどうでしょうか。この場合は、歩いた時よりも肌の調子が悪くなるようには思いません。日差しを受け続けていると肌が乾燥するでしょうから、ただ外にいるだけなら全く問題なしとはなりませんが。

とにかく、私の場合は、よく歩いていると肌が乾燥しやすいみたいです。

体内の栄養素を消費し過ぎるのか

ただ歩くだけとは言え、長時間の有酸素運動は、体内の栄養素を消費し過ぎるのかもしれません。

運動に必要なアデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーを体内で作るためには、ビタミンB群を消費しなければなりません。体に蓄えられた脂肪を分解してATPを合成するのにビタミンB群は欠かせませんから、運動のしすぎはビタミンB群の不足を招く可能性がありそうです。

また、ビタミンB群は、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。ビタミンB群は8種類あり、種類によって欠乏症は異なりますが、不足すると、皮膚炎、口角炎、脂漏性皮膚炎、湿疹、舌炎、脱毛などの肌トラブルが起こります。

なので、ウォーキングで過度にビタミンB群を消費してしまうと、その悪影響が肌に現れる可能性があるのかもしれません。

有酸素運動はダイエットに効果的だと言われていますが、美容面を考えると、運動後に失った栄養素を補給することも大切になりそうです。8種類のビタミンBを全て含んでいる食品は探せばいくらでも見つかりますが、代表的なのは鶏卵です。ウォーキングの後にゆで卵を食べておけば、とりあえずビタミンB群の補給はできるでしょう。良質なタンパク質も補給できますから、美容のことを考えると運動後に積極的に食べたいですね。

いずれにしても、運動後は、失った栄養素の補給をしておかないと肌に悪い影響が出そうです。