かつては、脂質を摂取すると肥満すると言われていましたが、現在では糖質の方が太りやすいと言われるようになり、糖質摂取量を減らすことが肥満の予防や解消に効果的だとされています。
一口に糖質と言っても、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、脳糖(ガラクトース)など多くの種類があります。これらは単糖類に分類されますが、他に二糖類や多糖類といった分類もあります。
糖質の代表的存在はブドウ糖で、体内に入るとエネルギーが取り出されアデノシン三リン酸(ATP)が合成されます。しかし、エネルギー需要を越えてブドウ糖が体内に入ってくると、中性脂肪として蓄えられます。そのため、ブドウ糖は太りやすいのですが、それ以上に太りやすいのが果糖です。