アンチエイジング一覧

現代栄養学は確率論的な考え方が含まれているので過信は禁物

ある雑誌に管理栄養士の方のコラムが掲載されていたので読んでみることに。

すると「ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源」と述べられていました。相も変わらず、こんな嘘をいつまで流布し続けるのでしょうか?脳はケトン体もエネルギー源にしています。だから、砂糖を摂取する必要はないのですが、そのコラムでは砂糖は大切だと書かれているんですよね。

なぜ、こんな間違った情報をいつまでも発信し続けるのかなと疑問に思っていたのですが、どうやら、現代栄養学がまだまだ未熟な学問だというのが、その原因の一つのように思えます。

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GI値を意識した食事はお酒を一気飲みするか少しずつ飲むかと同じ発想

ダイエットに限らず、体全体の健康のことを考えると、血糖値が上昇する食事は控えるべきです。

具体的には、米、パン、麺類、イモ類、砂糖など、糖質が多く含まれている食品を食べると血糖値が上がってしまうので、こういった食品を毎日3回食べるのは好ましくありません。糖質が多く含まれている食品は、一切口にしないのが理想ですが、なかなかやめられないという人も多いでしょう。だから、1日1食だけでも米、パン、麺類を一切食べないようにすることから始めるのが簡単です。

そして、糖質が含まれていても血糖値の上がり方が緩やかな食品があるので、糖質を摂取する場合は、血糖値が急激に上がりにくい食品を食べるのが良いと言われています。

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ビタミンを身代りにして活性酸素対策

活性酸素という言葉を聞いたことがある方は多いはず。病気や老化の原因とされている嫌なイメージのある物質ですね。

体に必要なエネルギーを生産するミトコンドリアは、酸素を利用してエネルギーを作り出すのですが、その酸素のうち最低2%が活性酸素になります。人間が活動を行うためにはエネルギーが必要ですから、活性酸素の発生そのものを防ぐことはできません。

そうすると、人間は活性酸素にやられるがまま、病気になり老化していくのかと思ってしまいますが、そのようなことはありません。

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αリノレン酸を手軽に摂取できる調味料はマヨネーズ

何かと健康面で悪者扱いされる脂質。でも、脂質の中でも積極的に摂取することが推奨されている脂肪酸があります。その代表がαリノレン酸ですね。

私は、αリノレン酸よりも飽和脂肪酸の方が圧倒的に重要だと思っているのですが。

それは、とりあえず脇に置いておきましょう。αリノレン酸を多く含んでいる油として有名なのが、えごま油と亜麻仁油です。どちらかの油をスプーン1杯摂取すれば、1日に必要とされているαリノレン酸を補給できるということで、最近、注目されていますね。

でも、えごま油や亜麻仁油よりも、マヨネーズの方が手に入りやすく、手軽にαリノレン酸を補給できることは意外と知られていません。

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糖尿病になったら運動能力が向上するのか

糖尿病は、血糖値が上がっても基準値まで下げることが困難になる病気です。糖尿病には1型と2型があり、生活習慣の悪化で起こりやすいのが2型糖尿病です。

2型糖尿病は、米、パン、麺類など炭水化物(糖質)が多く含まれている食品を常食することが原因で発症します。だから、2型糖尿病予防には糖質制限が有効です。

でも、テレビなどのメディアでは、医師や栄養士の方が、糖質は脳の唯一の栄養であり、糖質の少ない食事をしていると、頭の回転が悪くなったり、記憶力が衰えてくると警告しています。そして、糖質を摂取すると思考力や記憶力が向上するといったことも、よく耳にします。

本当なのでしょうか?

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コレステロールの摂取を控える必要なし!卵から良質なタンパク質をしっかり補給しよう。

2015年2月20日の時事ドットコムの記事で、米厚生省と農務省が設置した「食事指針諮問委員会」が「食事によるコレステロール摂取と(動脈硬化などの病気の危険を増すこともある)血清コレステロールの間に明らかな関連性はない」とする報告書を公表したことが報じられました。

これまで卵や肉など、コレステロールを多く含む食品を食べると血中のLDL(悪玉コレステロール)を増加させ、様々な生活習慣病の原因となるから控えましょうと言われてきました。でも、この報告書が公表されたことで、今後は、何も気にせずコレステロールを食物から摂取できるようになりますね。

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野菜や穀物ばかりを食べていると不健康になる?

野菜や穀物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているから、健康に良いと言われていますよね。現代日本人にとって当たり前の知識なのではないでしょうか?

でも、野菜が健康に良いというのは、子供の頃から両親や学校の先生から、そう言われてきたことで知らない間に刷り込まれた知識なのではないかと思うんですよね。本当は、野菜や穀物をたくさん食べることは健康を害す原因なのかもしれません。

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肉食は味覚を敏感にする?

米や小麦、砂糖など糖質が多く含まれている食品を食べるのを控える糖質制限を続けていると、徐々に味覚が鋭くなってきているように感じます。

最初は、米やパンのような味の薄いものとおかずを一緒に食べなくなるので、おかずの味が濃く感じるのだろうと思っていました。でも、糖質制限を続けていると、豆腐のような味の薄い食べ物でも、しっかりと味がわかるようになってきてるんですよね。

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脂質の摂取量を現在の2倍にすれば日本人の寿命はさらに延びる

日本では、まだまだ肉食が健康に悪いというのが常識になっています。

実際にはそんなことはなく、何十年も前から肉食が健康に良い影響を与えていると訴えている人が多いのに日本人はなかなかそれを信じようとはしませんよね。食の欧米化が生活習慣病の原因だと言って、肉食を控えるように指導する医師や栄養士がいますが、その根拠はどこにあるのやら。

最近、熊本県畜産広場というホームページを見つけ、そこに興味深いことが書かれていました。なんと脂質の摂取量が増えるほど平均寿命が延びていくというデータが示されているのです。

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