スクワットは太ももの表と裏のどちらに効かす?

太ももの筋力アップに効果のあるトレーニングと言えば、スクワットですよね。下半身を強化するなら、スクワットは普段のエクササイズから外すことはできません。

ところで、スクワットは、太ももの表側と裏側のどちらに効果的かご存知ですか?

そんなこと考えたこともなかったという方も多いと思いますが、スクワットはやり方によって、太ももの表側の筋肉をより強化したり、裏側の筋肉をより強化したりすることができます。

基本は太ももの裏側にも効かすスクワット

基本的なスクワットは、しゃがむ動作の時に背筋を伸ばしてお尻を後ろに突き出すやり方です。この方法でスクワットを行うと、大腿四頭筋(太ももの表側)だけでなく、ハムストリングス(太ももの裏側)と大臀筋(お尻)も鍛えることができます。

太もも全体を強化し、お尻も引き締めたいという方は、この基本的なスクワットを行ってください。

また、この方法は、膝に負担がかからないという点でも優れた方法です。スロトレ[完全版]でも、お尻を後ろに突き出すスクワットが紹介されていますね。

太ももの表側に効かすスクワット

太ももの裏側ではなく、表側を重点的に鍛えたい場合は、しゃがむ時にお尻を後ろに突き出さずに行うスクワットが効果的です。

この方法は、基本的なスクワットよりも大腿四頭筋に負荷がかかり、トレーニング後は、膝上の筋肉がパンパンに張ってきます。

膝上をすっきりさせたいなら、こちらのスクワットが効果的ですが、膝への負荷が強くなるという欠点があります。なので、膝に不安がある方は、やめた方が良いです。

私は、現在、太ももの表側を強化するスクワットを行っています。

なぜ、こちらを選択しているかというと、ハムストリングスと大臀筋はヒップリフトで鍛えているからです。基本的なスクワットとヒップリフトを行えば良いじゃないかと思われそうですが、私は、スクワットをした次の日にヒップリフトをするようにしているので、基本的なスクワットだと、毎日ハムストリングスと大臀筋に負荷を与え続けてしまいます。

同じ部位を続けて鍛えると、筋肉を傷めてしまう危険があるので、それを避けるために太ももの表側を強化するスクワットを行っているわけです。

また、私は、両足を真横にそろえる一般的なスクワットではなく、両足を前後に開き前足に体重を乗せるスプリットスクワットを行っています。

スプリットスクワットは、太ももへの負荷がかなり強いので、その分、効果も一般的なスクワット以上です。片足10回、両足20回行えば、とても充実感があります。

私は、太ももの表側に効かすようにスクワットを行っていますが、やはり、基本はお尻を後ろに突き出し、太ももの裏側も強化するスクワットなので、通常はこちらを行う方が良いでしょうね。