野菜から先に食べると食後の血糖値の上昇を緩やかにし、ダイエットにも効果があると言われていたベジ・ファースト。
どうやら、厚生労働省が5年ごとに公表している日本人の食事摂取基準2025年版からは記載されなくなるようです。当然と言えば当然で、こんなニセ科学を国民にすすめていたことがおかしかったんですよね。
野菜から先に食べると食後の血糖値の上昇を緩やかにし、ダイエットにも効果があると言われていたベジ・ファースト。
どうやら、厚生労働省が5年ごとに公表している日本人の食事摂取基準2025年版からは記載されなくなるようです。当然と言えば当然で、こんなニセ科学を国民にすすめていたことがおかしかったんですよね。
先日、フジテレビの「ホンマでっか!?TV」でダイエットの特集をしていました。その番組内で、ある専門家の先生が、糖質制限ダイエットで痩せるのは、体から水分が抜けるだけとおっしゃっていました。
いったい何年前の古い知識を持ち出しているんだと思いましたね。実際に糖質制限をすれば体脂肪率が下がるので、水分が抜けるだけが糖質制限で痩せる理由ではありません。
ダイエット法は、過去いくつも出てきましたが、定着しているものはほとんどありません。
結局、痩せるためには食事を制限するか運動するかのどちらかに行きつくから、新しいダイエットでも、このどちらかに当てはまらないものは消えていくのでしょうね。
最近、またイワシダイエットなるものが出てきて注目を集めているようです。
運動や筋トレをした後に筋肉痛を経験したことがあると思います。筋肉痛になったということは、運動や筋トレの成果が出ている証拠だなんて言われますが、どうなんでしょうね。
筋肉を使っていない場合と比較すれば筋力アップしているでしょうが、筋トレ後に筋肉痛になるかどうかだけで筋力アップしているか判断できないような気がします。あと、筋肉痛になった場合は、筋肉を休ませた方が良いのかについても詳しく知りたいところです。
糖質、脂質、タンパク質は、三大栄養素と呼ばれ、体内でエネルギーとして利用できます。三大栄養素がエネルギーとして使われた場合に消費する熱量は一般に1グラム当たり、糖質=4kcal、脂質=9kcal、タンパク質=4kcalとされています。
摂取したエネルギー量と消費したエネルギー量が同じであれば、体重は増えも減りもせず、摂取カロリーが多いと太り、消費カロリーが少ないと痩せるというのがダイエットの常識ですが、まあ、机上の空論ですよね。
三大栄養素の体内での使われ方は、エネルギー利用以外にもあり、現代のダイエットはこれを無視したものばかりです。そんなおかしな理屈でダイエットがうまくいくわけなかろう。
昔からダイエットには、カロリー計算が大切って言われていますよね。
運動をして消費カロリーを増やし、食べすぎを押さえて摂取カロリーを減らすことで、消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態を維持できれば、体重はどんどん減って行くと。当たり前すぎて、この理屈に何の違和感も持っていない人が多いと思います。
また、近年、GI値という指標もダイエットで意識しなければならないと言われるようになっています。GI値は、血糖値が上がりやすい食べ物ほど高くなり、血糖値が上がりにくい食べ物ほど低くなります。例えば、ブドウ糖はGI値が100で最も高いです。白米もそこそこ高く、玄米は低めだったと思います。細かい数字は覚えていませんが、要するに食べ物に含まれる糖質の吸収が速いとGI値は高くなり、遅いとGI値は低くなります。そして、GI値の高い食べ物ほど太りやすいという理屈です。
カロリーとGI値の理屈さえ知っていれば、万年ダイエットから抜け出せるはず?