前回の記事で、成長ホルモンは、筋トレ後、睡眠時、空腹時に分泌されるということを紹介しました。
この中で、筋トレを普段の生活に採り入れることができれば、成長ホルモンをより分泌させることが可能となります。睡眠も、誰もが行うことなので、寝るだけで成長ホルモンを分泌させることができます。あえて言うなら午後10時から午前2時の間は熟睡するようにした方が良いといったことくらいです。
でも、空腹を感じるということは、現在当たり前とされている朝、昼、晩の3回食事をとる習慣の中で可能なのでしょうか?
間食したら空腹を感じることは無理
ここで空腹感とは、お腹がすいてグーとなることをいうことにします。
私の経験から1日の中で空腹を感じることは、間食をしていては無理です。間食のタイミングは、人それぞれ違うでしょうが、大体午後3時くらいなのではないでしょうか。
この時間帯の間食は、お腹がすいたから食べるというのではなく、仕事の息抜きといった意味合いが強いですよね。別に何かを食べたいというわけではなく、同僚や友人とちょっとした会話を楽しむためのお供としてコーヒーや紅茶といった飲み物に加えて、少しつまめるものを食べるといった感じでしょう。
多くの方は、午後3時に間食した後、次に食べ物を口にするのは、夕食時になると思います。時間帯は、人それぞれでしょうが、午後7時から9時の間ではないでしょうか。
この時、お腹がグーとなるほどの空腹を感じますか?
おそらく、3時に間食をした方のほとんどが、空腹を感じずに夕食を食べていると思います。夕食が10時以降になるというなら、空腹を感じることがあるでしょうが、7時から9時の間に夕食を食べる場合、空腹を感じるのは難しいですね。
なので、夕食時に空腹を感じるためには、間食はせず、飲み物だけで済ませるべきでしょう。
昼食時も空腹を感じにくい
では、昼食時は空腹を感じているでしょうか?
おそらく、昼食時も空腹を感じないという方は多いと思います。特に朝食をしっかりと食べるという方は、お昼に空腹を感じるのは難しいでしょうね。
午前中に運動をしなかったり、デスクワーク中心の方の場合は、昼食時に空腹を感じるためには、朝食を抜いて、飲み物だけで済ませた方が良いです。
午後3時に間食をして夕食までに空腹を感じることができないのなら、朝食を食べて昼食時に空腹を感じるのは難しいでしょう。なぜなら、両方とも次の食事までに4~5時間程度あいているからです。同じだけ時間が空いているのに昼食時は空腹を感じ、夕食時は空腹を感じないというのはおかしいですよね。
空腹を感じるのは昼食時だけ
私は、普段、朝食を食べません。
だから、お昼が近づくとお腹がグーとなりだします。
また、間食も基本的にはしません。以前は、午後3時ころにコーヒーを飲み、クッキーなどを軽くつまんでいました。でも、虫歯予防のために間食をやめました。
それで、夕食が近づくと、お腹がグーとなるかといえば、間食の有無にかかわらずなりません。
つまり、私の食生活の場合、空腹を感じるのは昼食時だけということになります。
もしも朝食を食べていれば、昼食時も空腹を感じないでしょう。
なので、毎日3回しっかりと食事をとっているという方は、おそらく、1日の中で空腹を感じることはあまりないと思います。もちろん運動をしている方や力仕事に従事されている方の場合は、3食とっていてもしっかりと空腹を感じることはできるでしょうが、デスクワークの方が3食とって空腹を感じるのは難しいでしょうね。
最近、ほとんど空腹を感じたことがないという方は、朝食を抜くと、お昼にはお腹がグーとなりますよ。3回の食事の量を少なくしても空腹を感じることができるかもしれませんので、試してみてください。
もちろん成長ホルモンを分泌させようと思わないのであれば、わざわざ食事の回数や量を減らす必要はありません。