スロトレで冬の朝のやる気アップ

寒い季節になってくると、朝の目覚めが悪くなるという方も多いことでしょう。私も冬は、できるだけ長く布団の中に入っていたいと思いますから、なかなかすっきりと起きることができませんね。

布団から出たとしても、気持ちが沈んでいるというか、スイッチが入らないような感じで、動き出すのに時間がかかることもよくあります。

冬になると、うつ病になる人が増えるとも言われていますから、寒くなると気持ちが沈んでしまい、何事に対しても、いまいちやる気が出なくなるということは誰にでもあるのではないでしょうか。

そんなやる気が出ない時には、筋トレをすると、気持ちが高揚するので、出かける前に少しの時間でもスロトレをするのがおすすめです。

アドレナリン分泌がやる気アップのポイント

筋トレをすると、なぜ気持ちが高揚するのでしょうか。

それは、筋トレ中に分泌されるアドレナリンとノルアドレナリンに理由があります。アドレナリンもノルアドレナリンも精神を高揚させる作用があることがわかっています。だから、筋トレ後は、やる気が湧いてくるのです。

また、筋トレをすると、全身の血流が良くなります。血流が良くなれば、体が温かくなってくるので、自然とやる気が湧いてきます。先ほども述べましたが、寒い季節はうつ病になりやすいわけですから、体を温めることで、気持ちが前向きになれば、こういった精神的な病気の予防も期待できます。

医師の石原結實先生の著書「体温力」でも、うつ病と体温との関係について述べられています。

自殺する人の約90%がうつ病と言われているが、うつ病は11月から3月の気温の低いときに発生しやすい。また、うつをはじめとする精神疾患の人たちは、気温や体温の低い午前中は調子が悪く、午後から夕方にかけて、気温、体温が上昇してくると、調子がよくなる。(90ページ)

寒い季節に筋トレをして体温を上げることは、やる気アップに効果的だと考えられますね。

寒くてやる気がない状態では筋トレをする気になれない

でも、そもそも冬は寒いからやる気がわいてこないのに、筋トレをやろうという気になるでしょうか。

口で言うのは簡単ですが、実際に寒い朝に体を動かそうとするのには、かなりの精神的エネルギーが必要となります。どんなに負荷が軽いスロートレーニングを10分という短時間だけ行えば良いと言っても、厳しいですね。

やはり、冬でもスロトレをやろうと思うためには、暖かい時期から取り組んで習慣化しておかないと難しいでしょう。寒くなればなるほど、やる気が出にくくなるのですから、秋までには始めておいた方が良いでしょうね。

習慣になってしまえば、スロトレをやらないと逆に気持ち悪くなってきますから、どんなにメニュー数やエクササイズ時間が短くても1週間に2回から3回、必ず行うようにすれば、自然と習慣になります。

私も以前は、冬の朝が苦手でしたが、スロトレを始めてからは、以前ほどは起きるのに時間がかからなくなってきました。これも毎日スロトレを続けているうちに筋肉がついて体温が上がってきているからなのかもしれませんね。

参考文献

コメント

  1. スズボク より:

    初めまして、スズボクといいます。

    スロトレではありませんが、自重メインの筋トレを4年以上続けています。
    自重メインなので、なかなかカットの入った筋肉は作れませんが、それでも継続しています。

    私のトレーニングをする時間ですが、やはり朝です。
    つらいですよね。眠いし、冬は寒いし。お互い頑張りましょうね。
    同じように朝頑張っている人がいると励みになります。(^^)v

    • ミスターT より:

      スズボクさん、はじめまして。
      筋トレを4年も継続されているとは大先輩ですね。

      朝の筋トレは、自分との闘いですよね。
      始める前は、気分がのらないですが、やり始めると気持ちが前向きになってきます。

      お互いコツコツと続けていきましょう。