ドローインでお腹に集中した内臓を分散

ダイエットをしようと決意した時、最初に痩せたいと思うのがお腹ではないでしょうか?

太ってきたと感じるのは、多くの場合、お腹が出てきたときですよね。誰だって、お腹が出てなければ、そもそもダイエットをしようと思わないので、やはりお腹をへこませることが、動機の大部分を占めていることでしょう。

もちろん太ももを細くしたいなど、他の動機からダイエットを始める方もいますが、そういった方でも、お腹が気になっている方が多いのではないでしょうか。

お腹をへこませるのに効果的な筋トレは、クランチニートゥチェストですが、他にもドローインという方法があります。

ただお腹をへこませるだけの簡単エクササイズ

ドローインは、とても簡単なエクササイズです。ただ5秒間お腹をへこませるだけです。これを毎日数回、暇な時に行うだけです。

人間のお腹周りには腹横筋という筋肉があります。腹横筋がしっかりしていると、お腹が絞り込まれるので、お腹に集中している内臓や脂肪を他の場所に移動させることができます。

ダイエットというと、どうしても体重を減らすことばかりを考えてしまいますが、腹横筋を鍛えて、お腹の中心に集まっている内臓を別の場所に移動させれば、見た目、ウェストをキュッと引き締めることが可能です。

また、腹横筋が鍛えられると姿勢が良くなります。背中が丸まってしまうのは、お腹周りの筋肉が弱いことも原因のひとつです。普段使っていない腹横筋を中心にお腹周りの筋肉を使えるようになれば、その分だけ、脂肪が落ちやすくなるので、ダイエットにも効果があるとされています。

スロトレ完全版でも、ドローインは紹介されており、クランチやニートゥチェストといった腹筋を鍛えるエクササイズ中に行うことで、さらなる効果が期待できるようです。

クランチの場合でもニートゥチェストの場合でも、上げる動作の時にお腹をへこませ、下げる動作に移行する前にもう一度お腹をへこませ直します。エクササイズ中にこれを繰りかえすわけですが、お腹をへこませることに意識が行ってしまい、ついつい動作が雑になることがあります。

私もクランチをしている時にドローインを組み合わせたのですが、うまくできませんでしたね。今では、寝る前に仰向けになって数回ドローインをする程度です。

ドローインのお腹へこませ効果ですが、正直よくわかりません。その理由は、お腹がへこんだのは、スロトレで腹筋を鍛えていることが大きな要因だと思うからです。

骨盤枕ダイエットの効果をみるとドローインも効果がありそう

最近、骨盤枕ダイエットが流行っていますね。

骨盤枕ダイエットは、仰向けに寝転んだ状態で、背中にバスタオルを丸めて作った枕をヘソの下にくるように置いて、反るような姿勢を5分間維持するダイエット法です。

骨盤枕ダイエットを行うと、お腹に下がっていた内臓が普段の位置よりも上がるので、ウェストが引き締まります。効果はすぐに現れ、5分間実施した後、立ち上がると、数センチもウェストがへこみます。

この骨盤枕ダイエットの考え方は、ドローインと同じですね。

テレビ番組での解説では、1回の骨盤枕ダイエットでは、ウェストの引き締め効果は半日程度しかないようですが、続けているうちにその効果が持続するようになるということです。どうやら下がっていた内臓のせいで開いていた骨盤が、骨盤枕ダイエットを継続することで閉じ、内臓が下がらなくなることがその理由のようです。

私も試しにやってみました。

普段使っている通常の枕を代わりに利用したので、不完全な方法ですが、確かにやり終わった後、お腹がへこんでいました。何センチへこんだのかは、計っていないのでわかりませんが、確かにへこんでいるのがわかりました。

でも、このお腹がへこんだ状態は、朝起きた時と同じでした。私は、普段から起床時に下腹部を確認しているのですが、起きたばかりの時は、内臓が上がっているので下腹部がへこんでいます。大体、午前中は、へこんでいますが、夕方になったら下腹部が出てきます。

もしかしたら、クランチやドローインを継続してお腹を引き締めれば、夕方になっても内臓が下がりにくくなるかもしれませんね。

なお、骨盤枕ダイエットについては、以下のブログで詳しく解説されていますので、ご覧になってください。