夏に綿100%のインナーを着ると暑い

夏は、とんでもない量の汗をかいて不快だと感じている人はいると思います。

私も、以前は夏にいっぱい汗をかいて、背中の汗が流れ落ちて、ズボンやパンツがビショビショになっていました。糖質制限を始めてから汗の量が、体感的に3分の1くらい減った感じはしますが、それでも、真夏に登り坂を歩くとインナーが吸収しきれないほど汗をかきます。

ところが、今年の夏は、そんなに汗が出なくなりました。その理由は、綿100%のインナーからポリエステルと綿でできたインナーに替えたからです。

汗の乾きが早い

私が、買ったインナーは、丸首のTシャツタイプのもので、綿が65%、ポリエステルが35%含まれています。

薄手ということもあり、見た目から涼しそうだったのですが、これが想像を超える威力を発揮しました。

生地が薄いから通気性が良くて涼しく感じるのだろうといった程度の期待しかしていなかったのですが、着てみると上半身がひんやりとして涼しいのです。

汗も胸やお腹にかくことはあっても、背中にかくことはありません。

不思議なインナーだなあと思っていたのですが、「ホンマでっか!?TV」を見ていたら、綿35%、ポリエステル65%でできたシャツが最も涼しく感じると紹介されているのを見て、「ああ、そういうことか」と納得しました。私が買ったインナーは、ポリエステルが35%ですが、十分に涼しさを感じます。

ポリエステルが含まれたインナーを着て、汗が減ったように感じていましたが、どうやら、汗の乾きが早いことがインナーがビショビショにならない理由のようです。綿とポリエステルでできたシャツは、綿100%と比較すると汗の乾きが早いとのこと。

汗が乾くと、体の熱を吸収してくれるので、服の中に熱がこもりにくくなります。気化熱の効果ですね。ポリエステルと綿でできた素材は、綿100%より、水分が蒸発しやすいことから、涼しく感じるんですね。

そんなこと全然知らず、いつでもどこでも綿100%のインナーが優れているんだと思い込んでいましたが、まちがいだったようです。

綿100%のTシャツは汗でびしょびしょになって暑いだけ

夏になると、Tシャツを着る機会が多くなると思います。

Tシャツも、綿とポリエステルでできたものを着れば、涼しく感じるはずですが、多くのTシャツは、綿100%ですよね。

暑い日にTシャツを着ても、全然涼しく感じないのは、実は、Tシャツが綿100%だったからなんですね。

私は、夏でも、長袖のシャツを着ています。日差しが直接肌に当たる方が暑いと気づいて以来、夏でも長袖を着るようにしています。でも、インナーが綿100%だったため、シャツの中は熱気がむんむんとして、汗がたくさん出ていました。

それが、ポリエステルと綿のインナーに替えてから、汗がほとんど気にならなくなりました。汗でインナーが濡れても、すぐに乾いてサラサラになりますし、しかも気化熱の効果で涼しくなりますから、汗をかく量も大幅に減ったように感じます。どれだけ汗をかいているかを確かめたことはないですが、おそらく、綿100%のインナーと比較すると汗の量が減っているはずです。

夏に汗をたくさんかいて、シャツがいつもビショビショになる方は、綿にポリエステルが含まれた素材のものを試しましょう。たったこれだけのことで、シャツがいつもサラサラの状態を保てるなんて思いもよりませんでした。