最近、プッシュアップ(腕立て伏せ)が楽に感じるようになってきました。
これは単純に筋力が付いてきている証拠なのだろうと思います。でも本当にそうなのかは二の腕の太さを測ったことがないのでわからないんですけどね。
筋力が付いたことでトレーニングメニューを楽にこなせるようになっているのなら問題はないのですが、ひょっとしたら他に理由があるのかもしれません。
ということで、プッシュアップの負荷が楽に感じるようになった理由が、他にもあるのかどうか考えてみました。
動きが速くなっている
まず最初に思いついたのが、プッシュアップの動作が速くなっているのではないかということです。
プッシュアップは、腕を伸ばすのに3秒、曲げるのに3秒、曲げた状態での静止に1秒かかるので、1回の所要時間は7秒になります。私は10回連続で行っているので、合計70秒かかります。
以前は、時計を見ながらスロトレをしていたので、プッシュアップは70秒かけて10回できていました。しかし、最近はあまり時計を見ずにプッシュアップをしていたので、知らず知らずの間に動作が速くなっていたようです。
試しに時計を見ながら実施してみると65秒程度で10回終わっていました。
たかが5秒なのですが、スロトレではこの5秒が意外と重要で、プッシュアップ終了後の疲労や筋肉の張った感覚が70秒と65秒では、はっきりと違っているのがわかりました。
やはり、慣れてきたからといって、時間を計らずにスロトレをするのは良くないですね。
動作が雑になっている
動きが速くなっていることの原因でもあるのですが、動作が雑になっていることも負荷が楽に感じる原因でした。
以前のプッシュアップでは、腕を曲げた時にアゴが床すれすれになるところまで 体を下げていたのですが、最近では少しアゴの位置が高くなっているのに気づきました。
短時間のエクササイズで、効果を出そうと思うなら、正しいフォームを守らないと大した効果は出ないでしょうから、常に動作が雑になっていないか意識しながらスロトレを行う必要がありますね。
本当に楽にできるようになったら秒数を増やしてみる
動きが速くなっておらず、正しいフォームでスロトレを実施できているのに楽に感じるようになっていたのなら、負荷を強めた方が良いでしょう。
スロトレ[完全版]のスタンダードが楽にできるようになっていれば、ハードに移行することで、さらなる筋力アップが期待できます。私もプッシュアップやスクワットはハードで行っています。
では、ハードまで楽にできるようになった場合はどうしたらよいのでしょうか?
これは新たなトレーニング本を購入する時なのかもしれませんが、 まずは秒数を増やしてみるのが良いと思います。スロトレの発案者の石井直方教授の著書の中には、3秒ではなく4秒での動作を紹介しているものもありますので、1秒増やす分には問題ないのでしょう。
動作がゆっくりになればなるほど、筋肉に力が入りっぱなしの時間も長くなるので、より効果があると思います。ただ、私はまだ3秒で行っているので、4秒を経験したわけではありません。
3秒から4秒に移行した際は、またこのブログで報告します。