スロートレーニングを続けていると、今のやり方よりも、もっと良い方法があるのではないかと思って、あれこれと検索することがあります。でも、探してみても結局は今のやり方でスロトレを継続するのが現状では良いということに気づきます。
こうやってネットで検索していて気になるのが、特定のトレーニング方法に対して、「根拠がないのでやっても意味がない」とか「加圧トレーニングは危険なだけで無意味」などといったことが書かれたブログや掲示板があることです。
もちろんスロトレも意味がないといった情報もよく見かけます。
すぐにあきらめるから結果が出ないだけ
そういった情報をみると、「これを書いている人は何を目標にして筋トレを始めたのだろう」という疑問が湧いてきます。
筋トレを始める理由は、筋力アップ、ダイエット、ガッチリとした体型を手に入れる、ケガや病気のリハビリなど人それぞれでしょう。
仮に筋力アップのためにスロトレを始めて、なかなか思うように筋肉が付かなかったとします。その場合、理由は何かわかりませんが、その人にとってスロトレが合わなかったのかもしれません。
では、スロトレがダメだったのなら、ジムに通ってバーベルを持ち上げるとか他のトレーニングをしているのかというと、どうもそうではないようです。結局、スロトレを始めてみたものの短期間で結果が出なかったからやめてしまい、筋力アップという目標もあきらめているみたいです。
理屈をこねても体は変わらない
他にも筋トレの理論的根拠を事細かく書いてあるブログなんかも発見しました。
そういったブログに共通しているのは、そのトレーニング方法の欠点や理論上問題があることを述べるだけで、自分自身は筋トレをしていないのです。中には、運動をほとんどせずにサプリメントや薬を飲んでダイエットしているというブログもありました。
スロトレを1年近く続けている私は、ごちゃごちゃと理屈を並べないで、まずは10分のスロトレを週に2回から3回やってみたらトレーニングの効果を実感できると言いたいです。
成長ホルモンの効果は大してないとか、いろいろと理論的に説明されているブログを読んでいると、確かにそうなのかなといった気もします。別に成長ホルモンに筋力アップやダイエット効果がなかったとしても、そんなことはどうでもよいことです。なぜなら、スロトレを続けていたら、筋肉が引き締まり、体脂肪率が徐々に下がってきているからです。
どんなに難しい理論を勉強したって、理屈をこねているだけでは体を変えることはできません。
とにかく、まずはやってみること。
特にスロトレは、本を読んだら、自宅で誰でも簡単にできるのですから、何のリスクもありません。うまくいかなかったとしても本の購入代金だけの損失で済みます。
でも、短時間でできて、しかも負荷の少ないスロトレが続かないのなら、高いお金を払ってジムに通っても、おそらく結果を出すことはできないと思いますよ。