筋トレを続けていると、いろいろと疑問に思うことが出てきます。1回の筋トレの回数を増やすのと負荷を強くするのはどちらが効果的か、毎日鍛えるのと1日おきに鍛えるのは、どちらが効果的か、など、ふと思うことがありますね。
そのような疑問の中で、最近これはどうなんだろうかと思っているのが、筋トレを1日2回行うことです。
同じ部位じゃなければ1日2回でも問題ない
筋トレの基本として、エクササイズ後は、筋肉を休ませるために同じ部位を毎日鍛えるべきでないと言われています。
これは、疲労している筋肉を鍛えるとオーバートレーニングとなってしまい、筋力アップどころか、筋力ダウンになってしまうからです。また、疲労から回復する過程で筋肉が強くなる超回復という現象がありますが、同じ部位を毎日鍛えていたのでは、この超回復が期待できないという ことも言われています。
上のような理由からすると、1日に2回筋トレをすることは良くないことになります。
でも、同じ筋肉を鍛えるのではなく、別々の筋肉を鍛えるのなら、1日2回筋トレを行っても良いのではないでしょうか?
ちょっと調べてみたら、やはり、別々の筋肉を鍛えるのなら、1日2回でも構わないようです。ただ、体全体が疲れている時にトレーニングをするのは良くないでしょうから、1回目の筋トレ後、体の疲れが取れない場合は、2回目の筋トレはやめた方が良いでしょうね。
1回で行っていたメニュー数を2回に分けるとどうなる?
鍛える部位が異なっていれば、1日2回の筋トレは問題ありませんが、では、同じメニュー数を1回でこなす場合と2回に分ける場合とでは、筋トレの効果はどうなるのでしょうか?
例えば、プッシュアップとクランチを1度に行うのと、午前中はプッシュアップ、午後はクランチと分ける場合です。もちろんセット数や回数は同じ条件です。
下のサイクリングのサイトでは、高強度のメニューは2回に分けた方が練習の質を高く保つことができると述べられています。
ということは、普段の筋トレでメニュー数やセット数が多い場合、例えば5メニューを5セット行うような場合には、午前中と午後に分割してトレーニングする方が質を高く保つことができると考えられます。
でも、少ないメニュー数やセット数の場合、例えば、2メニューを1セットずつしか行わない場合には、トレーニングの効果が高まるのかはわかりません。これについては、実験してみる以外にないですね。
ということで、現在毎日3メニューを2セット行っているスロートレーニングを午前中と午後に分割してみることにしました。ただ、その日の都合で午前中と午後の2回スロトレを行えないこともあるでしょうが、できるだけ午前と午後に分割してトレーニングしてみます。
分割の仕方は、午前2メニュー午後1メニュー、もしくは午前1メニュー午後2メニューです。トレーニング1回あたりの成長ホルモンの分泌量が減りそうなので、どうかと思うのですが、しばらく続けてみます。
ただ、効果があったかどうかを客観的に測定するものがないので、結論は私の主観となってしまうんですけどね。
2012年12月24日追記
1日2回のスロトレを20日間継続した結果については、以下の記事で紹介しています。