寝ている時につま先が冷えてきた時の対処法

冬になると、寝ている時に体が冷えることがありますよね。特につま先が、冷えることがよくあります。

そういう時は、ついつい体を丸めてしまうのですが、あまり寒さ対策としては効果がないように思います。なぜなら、体が布団に接している面が小さくなるので、布団の大部分が冷たくなってくるからです。

なので、寝ている時は、できるだけ足を伸ばした方が、布団の大部分を自分の体温で温めることができるので、体が冷えにくくなります。

でも、そうは言っても、足を伸ばすと、つま先が布団からはみ出そうになって冷えてしまいます。これを何とかできないかといろいろと考えて試しているうちに、まずまず効果的につま先を温める方法を見つけました。

まずはつま先付近にもう1枚布団をかける

まず、寝ている間につま先が冷えないようにするためには、つま先付近にもう1枚、布団でも毛布でもフリースでも何でもいいので、かけておくことが大切です。これだけでも、夜中につま先が冷えにくくなります。

他に湯たんぽを使うといった方法もありますね。でも、夜中に邪魔になって蹴飛ばしてしまうこともあるでしょうから、これは人それぞれ好みがわかれそうです。

とにかく夜中に足が冷えないようにするためには、他の部分よりも足に多くの布団をかけるなどすることが大切です。

足は第2の心臓ということを思い出す

他の部分よりも多めに布団や毛布をつま先にかけても、寝ているうちにどこかに行ってしまって、 つま先が冷えることがあります。こうなってしまうと、その夜は、朝まで寒い思いをし続けることになります。どんなに寝る前につま先の冷え対策をしてもお手上げです。

でも、夜中につま先が冷えてしまっても、1分ほどでつま先をじわじわと温める方法があります。

それは、膝上の筋肉に力を入れたり緩めたりを50回ほど繰り返すことです。

このブログでも、何度か採り上げたように足は第2の心臓と呼ばれています。心臓から送り出された血液は、全身を巡って再び心臓に帰ってきます。この血液の流れは、心臓の鼓動だけで行っているのではなく、筋肉の伸び縮みによって、血管がギュッと締め付けられたり緩んだりすることで、サポートされています。

特に人間の筋肉の70%が下半身にあるので、足は第2の心臓と言われているのです。

この第2の心臓を利用して、血液をつま先まで送るために足の筋肉に力を入れたり緩めたりするわけです。

特に強い力をかける必要はなく、ただ膝上の筋肉に軽く力を入れたり緩めたりするだけで構いません。この動作を50回ほど続けていると、じわじわとつま先が温まってきます。

劇的に温かくなるというわけではないですが、わざわざ布団から出て何かをする必要がなく気楽に行えるので、寝ている間につま先が冷えてきたときにお試しください。

2012年12月12日追記

つま先の冷えがひどい時は、ほとんど効果がないようです。就寝前にかなりつま先が冷えていたので、膝上の筋肉に力を入れたり緩めたりを数分繰り返したのですが、あまり温かくなりませんでした。

まずは、つま先が冷えないように足に毛布を掛けるなどの対策をするべきですね。