足の指をパーにする練習

足の指を開くことできますか?

私は開くことができます。パーの状態ですね。でも、以前から足をパーにできたわけではありません。昔は、親指と人差し指の間だけは開くことができたのですが、その他の指は完全にくっついていました。

別に気にすることはないのかもしれませんが、何となく足の指を開くことができないのは、血流が悪くなって体が冷える原因になるのではないかと思い、パーにする練習をしました。

その甲斐あって、今では左右ともパーにすることができます。

寝る前に1分とにかく足の指を動かす

足をパーにする練習っていったいどうするのかと思うでしょうが、これはいたって簡単です。

寝る前に1分くらい足の指を開こうとするだけで構いません。そんなことでパーにできるようになるのかと疑問に思うでしょうが、私の場合は、毎日続けたことで1ヶ月くらい経ったら、自分の意思で指を開くことができるようになりました。

始めた頃は、親指と人差し指の間だけしか開くことができず、どんなに指先に意識を集中しても、人差し指から小指までの4本が同時に上下に動くだけでした。

でも、1週間ほど続けている間に小指がピクッと一瞬動いて、薬指から離れるようになってきたのです。しかし、小指と薬指が離れるのは本当に一瞬で、どんなに指先に意識を集中しても、自分の意思で小指を薬指から離すことはできません。

こんなことを長い時間続けていると、だんだんイライラしてくるんですよね。だから、パーの練習は寝る前の1分くらいにとどめることにしました。

パーの練習を2週間くらい続けていると、小指を自分の意思で開くことができるようになってきました。この時点で、足の先に意識を集中すると、親指と人差し指、薬指と小指を離すことができるようになっていました。親指以外の4本が常にくっついていた状態から考えると、かなりの進歩です。

さらに毎晩1分間、パーの練習をしていると、練習を開始して3週間過ぎくらいに今度は薬指と小指を開きっぱなしにできるようになっていました。開きたい時に開き、閉じたい時に閉じることができるようになったので、全開まであと少しのところまで来ているのを感じました。

またパーの練習中は、指先をこすって温めると動かしやすくなることも発見し、練習前に少しだけ手で足先をさするようにもしました。これが功を奏したのか、練習開始から約1ヶ月経った頃には、右足の指をすべて開くことができるようになっていました。左足は、まだぎこちない感じだったのですが、どうにか自分の意思でパーにできる状態まで来ていました。

練習開始から1年が過ぎた現在では、もう自由にパーにできます。足の爪を切っている時でも簡単に指を開くことができますね。しかも今では、ほとんど練習しなくても、いつでもパーにできます。

筋肉は意識することで動かせるようになる

足の指をパーにできるようになって思ったのは、筋肉は意識することで思うように動かせるようになるということです。

スロトレを始めた当初は、うまく体を使うことができず、ターゲットマッスルを鍛えることができていない感じでしたが、正しい動きをしようと意識することで、次第にターゲットマッスルに効いているのがわかるようになりました。

特にアームレッグクロスレイズは、まったく背筋に効いている感覚がなかったのですが、今ではエクササイズ中に背筋が疲れるようになっています。

足の指をパーにするのと同じように筋肉を意識して動かすようにすれば、今まで動かせなかった筋肉を動かせるようになるんだと思います。それが、アームレッグクロスレイズで効果が出てきた理由なのでしょう。

とにかくスロトレ中の動きがぎこちなくても、続けることが大事ということですね。これは、スロトレだけでなく運動全般に言えることなのではないでしょうか。

追記

足の指を開くトレーニング方法を下の記事で、写真とともに紹介しています。(2013/12/18)