9月に入ってから気候が涼しくなって、スロートレーニングをするのが苦にならなくなってきました。10月はさらに涼しくなるので、スロトレをしやすくなりますね。
快適な気候で過ごしやすかったせいか、9月はあっという間に終わった気がします。
つい最近、定例報告をしたように思いますが、この1ヶ月間のスロトレの成果を報告します。
最近1ヶ月の報告
2015年9月30日時点の基本情報は以下の通りです。
- 身長=177cm
- 体重=58kg
- 体脂肪率=13%
- ウェスト=74cm
体重、体脂肪率、ウェストすべてが1ずつ増えています。
涼しくなったことで、体重が減らなくなりましたから、その影響で体脂肪率が上がり、ウェストも太くなったのでしょうね。
しかし、毎日、ラード、牛脂、バターのどれかを50gから100gほど食べているのですが、大幅な体重の増加はありません。動物性脂肪は、世間で言われているほど人間を太らさないことがわかります。
なお、私が目指している細マッチョの基準は以下の通りです。
- ウェスト/身長=0.45未満
- BMI=体重/(身長×身長)=21以上24未満
そして、私が細マッチョとなるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- ウェスト=79cm未満
- 体重=66kg以上75kg未満
体重が1kg増えたことで目標に1歩前進です。
2015年10月1日時点の腹筋です。
体重が増えても、見た目にほとんど変化なし。
以前は脇腹がふっくらとしていたのですが、今はかなりすっきりとしています。動物性脂肪を食べても、お腹周りを中心に贅肉が蓄えられるといったことはないですね。
きっと、メタボの原因は動物性脂肪の摂り過ぎというのは迷信ですよ。
最近1ヶ月間のメニュー
最近のスロトレメニューは以下のとおりです。
パターン1
パターン2
パターン1とパターン2を毎日交互に行っています。セット数は1メニュー10回を2セット。日曜日は1セットにとどめています。スクワットは、両膝を床についた状態で背中を後ろにそらして膝の曲げ伸ばしをするニー・エクステンションを行っています。
セット数も回数も変えてはいません。
でも、エクササイズ中の動きを小さくしたことで以前よりも負荷が増し、久しぶりにスロトレで筋肉痛になりました。また、毎晩実施している逆立ちも、以前の2倍ほどの時間やっているので、こちらも筋肉痛の原因だと思われます。
ちなみに逆立ちは100秒行っています。以前は、30秒もすれば頭に血が集まってきてクラクラとしていたのですが、今は100秒でも問題ありません。もっと長い時間やっても頭がクラクラすることはないでしょうが、腕の力がなくなって、それ以上は難しいです。徐々に時間を延ばしてますから、そのうちにもっと長い時間、逆立ちをできるようになるでしょう。
言っておきますが、逆立ちは壁を使ってますよ。腕や肩の筋力が強化されたら、壁なしの逆立ちに挑戦します。
スロトレはやっぱり続けやすい
さて、スロトレも気づけば4年継続しています。
スロトレは短時間でできて負荷も少ないので継続しやすいと言われていますが、その通りだと実感しています。
あと私の場合は、無理しないようにしているので、それもスロトレを継続できている理由だと思います。ただ、無理をしないと言っても、スロトレを全くやらない日はありません。例え体が疲れていても、スクワット1セットやプッシュアップ1セットといった感じで、回数やセット数を減らして実施しています。
どんなに少なくても、スロトレをするということ繰り返してきたから4年継続できているのかもしれません。
スロトレの効果に関しては、筋力アップよりもダイエット効果の方が高いです。
スロトレは自重を利用したトレーニングなので、どうしても筋力アップには限界があります。少しずつ負荷を強めていければ筋力アップし続けることは可能なのでしょうが、自分の体重が増えないことには、なかなか負荷を強めることができません。
リュックに何冊か本を入れて背負い、プッシュアップをしたりスクワットをしたりすれば負荷を強めることはできるでしょうから、さらなる筋力アップを目指すのであれば、そういった工夫が必要ですね。
ダイエットに関しては、かなり効果が高いです。スロトレを継続していれば、少しずつ痩せていきます。筋肉も付くので、ただ痩せるだけではないですね。
糖質制限の普及
スロトレを始めてから、筋肉の本や健康に関する本を読み、インターネットで調べたりしているうちに糖質制限と出会いました。
最初は、糖質制限で痩せるということに半信半疑だったのですが、実際に米もパンも麺類も食べないようにしたら、短期間に急激に体重が減っていきました。なんでもそうですが、自分でやってみないことには、真実に気づかないということですね。
先ほども述べましたが、動物性脂肪をたくさん食べても、世間で言われているほど太りません。むしろ、人間を太らせるのは、米、小麦にたくさん含まれている糖質です。この真実に気づいていないから、肥満で悩んだり、様々な生活習慣病を患ったりする人が多いのだと思います。
だから、糖質の食べ過ぎは健康に良くないことをもっと広めるべきなのですが、これがなかなか一筋縄ではいきません。
糖質制限が広まらないのには、いろいろと社会的な問題があるのだと思います。食糧問題を考えただけでも、米や小麦に代えて、肉類や卵、乳製品を必要量用意するのには、長い年月がかかるでしょうからね。
経済面から見ても、米や小麦を使った食品は莫大な売上をもたらしていますから、日本国民全員が今すぐ糖質制限を始めると倒産する企業がたくさん出てくるはずです。
でも、糖質ゼロや糖質オフの食品がよく売れるとわかれば、食品メーカーも従来の糖質がたっぷり含まれた加工食品の製造をやめて、糖質を大幅カットした加工食品を生産し始めるでしょう。
糖質オフをうたっておきながら、意外と糖質が多く含まれている食品がたくさんあります。
糖質制限をしている人は、そういった食品を見ると、全然糖質オフじゃないと文句を言ってしまいますが、そこは口に出して文句を言わない方が良いと思うんですよね。従来品と比較すれば糖質含有量が少なくなっているのですから、そこを評価してあげましょう。
ついついネットショップの口コミに
「糖質が多すぎて糖質オフじゃない。詐欺だ。お金を返せ!」
と書き込みたくなりますが、そこはグッとこらえて代わりに
「味はとても良かったです。他のお店よりも糖質が少ないのもダイエットをしている私にはありがたいです。でも、今の半分まで糖質を減らした商品も作ってもらえると助かります」
といった感じでお店を褒めるコメントを残した方が、糖質オフの食品が世の中に出回るようになると思います。
いろんな人や組織を利用するしたたかさも必要
また、糖質制限の普及には、様々な人や組織を利用するしたたかな戦略も必要でしょう。
坂本龍馬は、江戸幕府を倒すためにいろいろと活動をしていました。
龍馬には、幕府を倒さないと諸外国に日本が侵略されてしまうという危機感があり、そうならないように幕府に代わる新体制を作らないとダメだという理念がありました。龍馬と同じ理念を持った人たちもいましたが、倒幕を口にする人の多くは、立身出世だったり、金儲けが目的でした。
日本の将来を真剣に考えていた人たちは、こういった我欲のために倒幕を口にする人々を毛嫌いしていました。
でも、龍馬はそうじゃなかったんですね。
彼は、倒幕という目的を達成するためには、立身出世でも金儲けでも、目的はどうあれ同じ方向を向いている人たちを上手く利用した方が、早くゴールにたどり着けると考えたのです。仲の悪かった長州藩と薩摩藩を結びつけたのも、両藩が倒幕という同じ方向を向いていたからです。
龍馬の出身の土佐藩は、何度も彼を見捨てました。でも、土佐藩が自分たちの旗色が悪くなってくると、龍馬にすり寄るようになったのですが、その時、龍馬は嫌な顔をするのではなく、土佐藩も抱き込み倒幕勢力を拡大させたのです。
こうやって、龍馬は自分の味方を増やしていって、最終的に江戸幕府を倒すことに成功できたんですね。
糖質制限の普及も、この坂本龍馬の戦略に見習った方が良いと思います。
いろんなブログを見ていると、数日前にはラーメンを食べに行って美味しかったという記事を書いているのに、今日の記事では「自分は糖質制限をしていて糖質オフの食品をよくこのお店で買ってます。おすすめですよ」みたいなことを書いているのを見かけます。
こういったブログは金儲けが最大の目的なのですが、毛嫌いしてはいけません。
コメント欄に「私も糖質制限していて糖質オフの食材を探すのが大変です。すばらしいお店を教えていただきありがとうございます」くらいのことを書いた方が良いでしょう。そうすれば、また、糖質オフの食品を扱っているお店を紹介した記事を書くはずです。
とにかく糖質制限を普及させようと思うなら、今は、坂本龍馬のようなしたたかさが必要だと思いますよ。