座った状態から片足で立ち上がるトレーニング

先日、テレビを見ていたら、30代と40代の芸人さんたちの体力診断をする番組をやっていました。

普段、あまり運動をしない芸人さんが多く、与えられた課題をこなせない方が多かったですね。番組を盛り上げるために芸人さんたちにとって難しい課題を選んでいたのでしょう。

私もテレビを見ながら課題に挑戦しましたが、30代と40代の平均を上回る成果でした。

イスから片足で立ち上がる

そのテレビ番組では、イスから片足で立ち上がれるかどうかを試す課題がありました。

イスの高さは30cmです。

一般的なイスよりもかなり低いので、片足で立ち上がるのは想像よりも難しいと思います。実際にやってみるとわかりますが、普段は使うことのない太ももの側面の筋肉に力が入る感じです。

高さ30cmのイスから片足で立ち上がれるのは、40代男性で半分程度とのこと。そして、芸人さんたちの中にも、30cmの高さで脱落する方がいました。私は、30cmをクリアできました。

そして、次は20cmの高さのイスから片足で立ち上がれるかです。ちなみに40代男性では半分以上ができないそうです。わたしは、20cmもクリアできました。

さらに10cmの高さのイスと続きますが、そんなに低い高さのイスや台がなかったので、これはやりませんでした。

でも、20cmの高さから片足で立ち上がれたので、もしかしたら、床に座った状態からでも片足で立ち上がれるのではないかと思って挑戦してみると、見事に立ち上がれました。私は、左足の方が片足立ちは得意なのですが、左右どちらの足でも床から片足で立ち上がれました。

芸人さんたちも、床から片足で立ち上がれるか挑戦していましたが、さすがに難易度が高く品川祐さんだけしかクリアできませんでした。品川さんは、体を鍛えているそうですから、ほとんどの課題をクリアできていましたよ。

ちなみに床から片足だけで立ち上がれるのは、40代男性で7%しかいないそうです。

シーシースクワットやニー・エクステンションで膝上の筋肉を強化

座った状態から片足で立ち上がるのに使うのは、太ももの筋肉です。

他の部分にも多少力は入りますが、圧倒的に太ももの筋肉を使う比率が高いです。特に太ももでも、膝の真上とその側面の筋肉に力が入っているようです。

膝上の筋肉を鍛えるトレーニングは、スロトレ完全版で紹介されているメニューだとシーシースクワットですね。

シーシースクワットは、イスの背もたれなどに片手を置いて、背中を後ろに反りながら膝の曲げ伸ばしを行います。一般的なスクワットだと、太ももの前後の筋肉に力が入りますが、シーシースクワットだと、太ももの表側の筋肉に力が入ります。

なので、膝上の筋肉を鍛えるのに効果的です。

また、シーシースクワットに似たトレーニングにニー・エクステンションがあります。

ニー・エクステンションは、床に膝をつけて座り、背中を後ろにそらした状態で膝の曲げ伸ばしを行います。こちらも、シーシースクワットと同じく膝上の筋肉を強化するのに効果的です。ちなみに私は、ニー・エクステンションを実施しています。

おそらく、私が床に座った状態から片足で立ち上がれたのは、ニー・エクステンションで膝上の筋肉を鍛えていたからだと思います。

テレビ番組でやっていた他の課題をクリアできたのも、毎日コツコツとスロートレーニングをやっていたからでしょうね。

継続することで、確実に力がついていることを実感したひと時でした。