夏場の有酸素運動ほど痩せることはない

世の中には、たくさんのダイエット法があります。

おそらく、どのダイエット法も結果を出している人がいることから、痩身の効果はあるのでしょう。ただ、誰でも同じ結果が出るとは限りませんし、継続できる人もいれば継続できない人もいます。だから、数あるダイエット法の中から、自分に合ったダイエット法を探し出すことが、ダイエットを成功させる最も重要な要素なのかもしれません。

昔からあるダイエット法で、定番になっているのは有酸素運動です。ウォーキングやジョギングなど、呼吸が追い付く程度の有酸素運動は、誰でも取り組みやすく、そして多くの人が推奨しているので、結果を出しやすいダイエット法だと思います。

夏場は歩くだけで簡単に痩せる

夏は、じっとしていても汗をかいて痩せます。

日中に外に出れば、さらに多くの汗をかきますから、夏は痩せやすい季節です。加えてウォーキングをすれば、もっと多くの汗をかいて簡単に2kgや3kgは体重が減ります。

痩せると言っても、汗をかいて痩せているのなら水分が外に出ただけで、実際には痩せていないと言う人もいるでしょう。でもね、やってみればわかりますが、夏場のウォーキングで痩せるのは、どうも水分が外に出るだけが理由ではないように思います。

ウォーキング後に水分を補給し、しっかりと食事をして体重を増やしても、まだウォーキング前よりも1kg程度は体重が減っていることなんて夏にはよく起こります。冬だとこんなことは、滅多に起こりません。

夏に動く方が、冬に動くよりも疲れやすいですから、その分だけ夏の方が痩せやすいのではないかと思います。

冬が痩せやすいと言われる根拠

とりあえず、理由はわからなくても、夏は冬よりも痩せやすいことは事実でしょう。きっと、多くの人が夏に痩せる経験をしているはずです。

ところが、ダイエットの理論では、夏よりも冬の方が痩せやすいとされています。

その理由は、冬の方が二酸化炭素の排出量が増えるからです。

人間は、ブドウ糖や脂肪酸からエネルギーを取り出して、そのエネルギーをもとにアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれるエネルギー通貨を生み出し活動しています。そして、ブドウ糖や脂肪酸からATPを作り出す際、二酸化炭素と水が発生します。

冬場に二酸化炭素の排出量が増えるということは、冬場の方がブドウ糖や脂肪酸からATPを多く合成していると推測されます。だから、冬場の方がエネルギー消費量が多くなるから痩せるという理屈になります。ちなみに冬場のATP合成量が増えるのは、体温を上げなければならないからだと考えられています。

二酸化炭素の排出量が増えるとエネルギー消費量も増えているはずだという主張には、なるほどと思います。でも、ここで一つの疑問が出てきます。それは、冬場の方が水分の排出量も増えるのではないかということです。

しかし、誰がどう考えても、夏の方が水分を消費してますよね。暑さで汗をかいているからだと言われればそれまでですが、その汗の中には、ATP合成の際に発生した水も含まれているのではないでしょうか?

二酸化炭素の排出量という視点からは冬場の方が多くのエネルギーを消費していると考えることができますが、水の排出量という視点からは夏場の方が多くのエネルギーを消費していると考えることもできます

実際に夏に痩せる人が多いのですから、夏の方が冬より痩せやすい季節なのだと思いますけどね。

ただ、炎天下の中を歩き回ると体調を崩すかもしれませんから、夏場のウォーキングは、ほどほどにした方が良いでしょう。痩せても体調を崩しては意味がありませんからね。