糖質制限を始めても痩せない場合は食べ過ぎを疑う

多くの人は、米、パン、麺類、砂糖、果物など炭水化物(糖質)が多く含まれている食品を食べるのを控える糖質制限を開始すると、体重が減っていきます。

私も、糖質制限を開始して半年くらいの間に8kgほど痩せました。こんなに痩せる気はなかったというか、痩せる目的で糖質制限を始めたわけではなかったので、この減量効果には驚きました。

私のように糖質制限を開始して一気に体重が減る人が多数派ですが、なかなか体重が減らない人もいます。この場合は、食べ過ぎを疑った方が良いでしょう。

糖質制限をすればウェストが細くなる

糖質制限をすれば、ウェストが細くなっていくものです。メジャーを持っている人は、糖質制限を開始してから、ウェストを定期的に測定すれば細くなっていくのを数字を見て実感できます。

糖質制限を始めて、ウェストが細くなっていかない場合は、もともとの食事量が多い可能性があります。

だから、食べる量を減らせば体重は減っていくわけですが、本人は食べ過ぎと気付かないことがあります。

もしも、糖質制限を始めて、ほとんど体重が減らない方は、あえて、食事量を増やすのも一つの手段です。

「食事量を増やしたら、さらに太るだろう」

と、言われそうですが、そこに気づくのが食事量を増やす目的です。糖質制限をしていても、過食すれば体重が増えることを身を持って理解できます。そして、糖質制限を始めたけども、体重が減らなかったのは、これまでの食事量が多すぎたのではないかと考えるようになります。

タンパク質は減らさない

食事量を減らしても、タンパク質は減らしてはいけません。それは、以下の記事で解説しています。

上の記事でも述べましたが、タンパク質を制限すると、体内でのタンパク質の合成量よりも分解量が増えてしまい、やせ細ってしまいます。

また、高糖質食時代は糖質からエネルギーを作り出していたのが、糖質制限を開始すると脂質からエネルギーを作り出す反応に切り替わりますが、脂質からのエネルギー産生にすぐに切り替えられない人もいると考えられます。私も、その一人だったのではないかと思います。糖質制限を開始して急激に体重が減少しましたからね。

この場合、タンパク質の分解が進んでしまう可能性があります。

だから、食事量を減らしたとしても、身体の構成に必要なタンパク質が減ってしまわないようにタンパク質をしっかりと摂取しておくことが重要です。

私は、糖質制限を開始して、体重が8kg減少したところで下げ止まりました。でも、あまりに痩せすぎてしまったので、食事量を増やして徐々に体重を戻していきました。もちろん、糖質制限を続けながら食事量を増やしていきました。

糖質制限をしていると、食事量を増やしても、なかなか体重が増えません。

人間は、本来、太りにくい生き物なんじゃないかと思いましたね。

糖質制限を始めても体重が減らない場合は、食べ過ぎを疑いましょう。

間食を止めるだけでも、痩せやすくなりますよ。