負荷を強めすぎないのが筋トレを続けるコツ

筋トレを始めたけども、すぐにやめてしまったという方は、最初から負荷を強くしすぎていた可能性があります。

誰だって、筋トレを始めたばかりの時は辛いものです。その辛さに耐えて筋トレを継続できれば良いのですが、大概は、すぐにやめてしまいます。この時、自分はなんて不甲斐ないんだろうと責めてはいけません。

筋トレが続かないのは、不甲斐ないからではありません。今の自分の筋力以上の負荷をかけすぎているから苦しくなり継続できないだけです。だから、筋トレを継続するためには、現在よりも負荷を弱めることが大切です。

10回できなければ5回でも良い

プッシュアップ(腕立て伏せ)でも、スクワットでも、1セットにつき10回行うのが基本とされています。

でも、誰もが10回連続でプッシュアップやスクワットをできるわけではありません。それなのに筋力が弱い人が、絶対に10回を守らなければならないと言っていては、筋トレが続かなくなるのは当たり前です。

もしも、スクワットが10回できないのなら、9回に減らしましょう。9回が辛ければ8回でも良いですし、5回にしたってかまいません。筋トレは、やめてしまったら、それでおしまいです。何もしなければ筋肉は衰えていきますからね。

少しでも筋肉に負荷をかけていれば、筋肉は衰えにくくなります。ちょっとしんどい程度の筋トレでも、筋力アップは可能です。もちろん、重たいバーベルを持ち上げるのと比較すると、効果は小さいですが。

それでも、筋トレを継続している限りは、そうそう筋力が衰えることはありません。

スロートレーニングは負荷が弱いので続けやすい

若い男性なら、ジムに通って重たいバーベルを持ち上げるハードな筋トレに耐えられるでしょう。

しかし、中年と言われる年齢になると、そのようなハードな筋トレは体力的に厳しくなります。だから、筋トレを始めるなら、まずは、自宅でできるスロートレーニングがおすすめです。

スロトレは、負荷が小さいので、女性でも中高年でも、継続するハードルが低いです。

もちろん、スロトレでも、最初から強い負荷で行ったら、嫌になってやめてしまいます。だから、最初は無理せず、負荷の軽いメニューから始めましょう。スロトレも、1セット10回が基本ですが、苦しい場合には5回や6回でも構いません。今は、それが自分の限界ですから、たとえ5回や6回であっても、しっかり筋力アップできます。

また、スロトレの頻度は、2日に1回や3日に1回程度で構いません。自分が続けられる頻度でスロトレを行いましょう。先ほども述べましたが、筋トレはやめてしまっては意味がありません。気乗りしないときは、1回だけでもやりましょう。そうやって、自分が苦痛に感じない頻度や回数でスロトレを続けていけば、ちょっとずつ筋力アップしていきます

女性だと、あまり筋肉が増えると困るという方もいらっしゃるでしょうが、スロトレでは、なかなか体を大きくすることはできませんので、女性がムキムキになって困るということはありません。筋肉がついてきても、体が引き締まっていくので、むしろ、何も運動をしていない場合よりも、体をシャープに見せることができます。

スロトレには、ダイエット効果もあるので、無駄な脂肪を減らしたい方にもおすすめですよ。

まずは、軽い負荷からスロトレを始めてみましょう。とにかく最初は、続けることを目標にしてください。そうすれば、時間をかけて、ちょっとずつ体が引き締まっていくはずです。