ダイエット中にラーメンを食べたくなったら麺にこだわれ

ダイエットにラーメンは禁物。

太る食品ランキングを作ったら上位に入るに違いありません。そんなランキング見たことないので、他にとんでもなく太りやすい食品があるかもしれませんが。

ラーメンが好きな人がダイエットをする場合、1週間や1ヶ月に1回といった形でラーメンを食べても良い日を作ると思いますが、その際、できるだけ太りにくいラーメンを選んでますよね。でも、その選択が本当に太りにくいものなのか再考した方が良いですよ。

スープを意識しても意味がない

ダイエット中にラーメンを食べる際、カロリーが少ないラーメンを選ぶのが定番だと思います。麺が同じなら、カロリーに影響を与えるのは具とスープになります。具も、ねぎ、メンマ、チャーシューといった定番のものしか乗っていなければ、カロリーを抑えるために考慮すべきはスープとなります。

ラーメンには、しょうゆ、塩、味噌、豚骨、鶏がらなど、さまざまあります。これらのスープの中でカロリーが高いのは味噌です。豚骨も背油チャッチャをやれば、カロリーが上がります。

だから、味噌や豚骨は避けて、カロリーが少なめの塩かしょうゆにしておこうと考えてしまうわけですが、そもそもスープにこだわっても大した意味はありません。

ラーメン1杯のカロリーは400kcalから600kcalです。そのうち麺のカロリーが306kcalです。そうすると、スープや具のカロリーは100kcalから300kcalになります。スープだけとなると、もっとカロリーが少なくなりますから、味噌を食べずに塩にしたところで、大したカロリー減にはならないでしょう。

本丸は麺

ダイエット中にラーメンを食べるのなら、スープにこだわるより麺にこだわりましょう。

一般的な麺のカロリーは約300kcal、糖質量は約60グラムですから、これを糖質オフ麺に変更した方が摂取カロリーも糖質摂取量も大幅に減らせます。例えば、紀文の糖質0g麺なら、1食150グラム当たり13kcal、糖質0グラムですから、カロリーも糖質も摂取量を大幅に減らせます。

もうちょと食べ応えが欲しいなと思ったら、富多屋生麺の麺くる。1食130グラム当たり、約253kcal、糖質が約31グラムです。本格的に糖質制限をしていると食べられませんが、ダイエット目的で1週間に1食程度食べるのなら問題ない糖質量ですね。

麺は食べずに具だけスープに入れるのが最強なのは言うまでもありません。最近は、有名ラーメン店のスープがスーパーでも買えるようになっていますから、丼にスープと肉を一緒に入れて食べられます。麺は食べたくないけどスープは飲みたいという人は、こちらが良いですね。

ダイエット中にラーメンを食べたくなったらスープではなく麺にこだわりましょう。