ヒップリフトはお尻の引き締め効果があるのか?

お尻を引き締めたり、ヒップアップに効果的とされるエクササイズにヒップリフトがあります。

トレーニング方法は非常に簡単で、仰向けに寝転んだ状態で膝を曲げ、5回から10回、お尻を上げ下げします。

私もスロトレのメニューの中で、このヒップリフトを選んで行っています。ただ、どうもエクササイズ中にお尻や太ももの裏(ハムストリングス)にあまり力が入っていないような気がします。

お尻とかかとの位置を調整するのがポイント

まず、ヒップリフトがどのようなエクササイズかご存じない方は、以下のページでトレーニング内容を確認してください。

ヒップリフトは床に寝て行うトレーニングなので、足腰が弱い方やお年寄りの方でも実施しやすいといったメリットがあります。

ヒップリフトを行っている間、お尻や太ももの裏の筋肉が鍛えられているという実感がある方は、この記事を読む必要はありません。ヒップリフトの効果をあまり感じないという方は、この先も読み続けてください。

ヒップリフトで効果を実感できないという方は、おそらく、お尻とかかとの位置が近すぎることが原因だと考えられます。

かかとがお尻に付くくらいの位置だと、スネが床と垂直になります。この状態でヒップリフトを行ってもあまり筋肉に力が入っているように感じません。

なので、かかとは、お尻からやや離し、スネが床と垂直にならないようにして、お尻を床から少し浮かします。この状態だと、太ももの裏側の筋肉に力が入っているのがわかります。

あとは、3秒かけてゆっくりと腰を上げていき、3秒かけてゆっくりと腰を下ろしていく動作を5回から10回行うだけです。エクササイズ中は、常にハムストリングスに力が入り続け、熱く張ってくる感じがしてくるはずです。

やはり、正しいフォームでヒップリフトを行っていると、太ももの裏からお尻にかけて引き締まってきているように感じますね。

女性の方で、お尻痩せやヒップアップを実現したいという方は、ヒップリフトを試してみてください。

自宅でのトレーニングの落とし穴

私がヒップリフトで効果を感じないことに気づき、お尻とかかとの位置が近すぎることがわかったのは、つい最近のことです。

スロトレ[完全版]のDVDを見ながらヒップリフトを行っていたのですが、まったく、お尻とかかとの位置に意識がいっていませんでした。

もしもジムでトレーニングを行っていれば、インストラクターに姿勢をチェックしてもらい、早い段階で正しいフォームでヒップリフトを行うことができたのではないでしょうか。しかし、自宅で、それも一人でスロトレをしていたので、自分のフォームをチェックする機会がなく、3カ月くらい無意味なエクササイズをしてしまいました。

自宅でトレーニングする場合の落とし穴ですね。

スロトレを行っている多くの方は、おそらく私と同じように自宅でエクササイズをしていることでしょう。

もうすでに正しいフォームを覚えてしまったので、本やDVDを見ていないという方も、もう一度、自分のフォームをチェックするために見直してみると、新たな発見があるかもしれませんよ。