以前に両足を前後に開くスプリットスクワットで、左膝を痛めたと書きましたが、それから3週間ほど経っても完全には痛みがとれていません。特に日常生活に支障が出ることはないのですが、しゃがんだり、ストレッチをしたりすると違和感があります。
完全に痛みが無くなるまで、スクワットをせずに様子を見ようと思っていたのですが、その間に筋肉が落ちてしまうのも嫌なので、10日ほどスクワットを休んだ後再開することにしました。
お尻を突き出すと膝が痛まない
とは言うものの、無理すると再び膝を痛めてしまう危険があるので、まずは、一般的なスクワットを行うことにしました。フォームもできるだけ膝に負担がかからないようにしゃがむ時にお尻をしっかりと突き出すようにしました。
10回スクワットをしたところ、左膝は全く痛くありません。やはり、お尻を後ろに突き出すスクワットは、膝への負担を軽くしているようですね。膝に負担をかけないようにするには、お尻を突き出すことが大切だと身をもって体験しました。
なお、膝上に効かすなら、背中を反らしながら行うシーシースクワットを行うと良いですよ。
左膝を痛めた後にスクワットをして気付いたことがもうひとつあります。それは、通常のスクワットでは、全く疲労を感じなくなっていることです。
スロトレを開始して半年程度は、通常のスクワットで十分な負荷を感じていたのですが、スプリットスクワットに変えて5ヶ月ほど経過した今では、通常のスクワットでは物足りないですね。見た目は少し太ももに筋肉が付いたかなといった感じだったのですが、筋力はこの5ヶ月で思っていた以上にアップしていたようです。
これに気付いたのも左膝の痛みのおかげなので、前向きにとらえましょう。
スロトレで回復が早くなるか
左膝の痛みが完全に治まる前にスロトレを再開すると、悪化してしまうのではないかといった疑問が湧いてきます。
確かにそうなのかもしれませんが、スロトレで成長ホルモンを大量分泌させれば、ケガの治りが早くなるのではないかとも思えます。石井直方教授の著書「筋肉革命」で、60歳代の男性に成長ホルモン製剤を投与したところ、外傷治癒力が アップしたという実験データが掲載されていました。このデータから考えると、左膝に負担をかけずにスロトレをすれば、ケガが早く治るはずです。
また、加圧トレーニングの発案者の佐藤義昭さんは、スキーで右足を骨折した際、右足太ももの付け根を加圧したところ、わずか6週間でギブスがとれるまでに回復したそうです。通常、骨折は治るのに3ヶ月かかると言われているので、その回復スピードは驚異的です。
他にもプロスポーツ選手のように普段から体を鍛えている人は、ケガの治りが早いとも言われています。
なので、私も筋トレで起こった痛みは、筋トレを続けることで、早く回復させようと思います。ただ、無理すると悪化してしまうので、スクワットは、慎重に行うつもりです。
しかし、左膝の痛みが完全に治ったところで、スロトレをした場合と安静にした場合で、どちらが早く回復したのかを比較することはできないんですけどね。