スロートレーニングのメニューの中で、苦戦している人が多いのが、アームレッグクロスレイズのようですね。
四つん這いになって、右手と左脚を反っていく、または、左手と右脚を反っていくという動作は、バランスを取りにくいし、体が硬いと、うまく反ることができません。
そのため、スロトレ初心者の方は、どうやったら、アームレッグクロスレイズをうまくできるようになるかを人に聞くわけですが、これは、もう慣れるしかないという以外に答えようがないですね。
とにかく続けていくことでバランスがとれるようになる
以前にアームレッグクロスレイズのコツについて書きました。
バランスがとりにくいのは、エクササイズ中に腕が疲れてきたり、体を無理に反らそうとしすぎることが原因だったりします。だから、最初は、お腹を椅子にのせてアームレッグクロスレイズをしたり、手と足を水平になるくらいまでしか上げないようにすると、体がフラフラしにくくなります。
体をあまり反らさないと、背筋が鍛えられていないように思いますが、エクササイズ中に腰に意識を集中すると、背筋に力が入っていることがわかります。なので、最初は、無理に体を反らさなくても、十分に効果があるので、アームレッグクロスレイズをしている間は、バランスを崩さないように注意するだけで良いでしょう。
そうやって、3ヶ月程度続けていれば、背筋もそれなりに鍛えられているので、バランスをとれるようになっていますよ。
プッシュアップも欠かさずに
アームレッグクロスレイズをしている時に支えている腕が疲れてくるという方は、プッシュアップ(腕立て伏せ)をして腕力を鍛えておくことも大切です。
私も最初は、アームレッグクロスレイズ中に支えている腕がしんどくなり、6回ほどしたあたりから、腕がプルプルと震えだすような状況でした。でも、プッシュアップを続けているうちに腕の力が強くなり、今では、アームレッグクロスレイズをしていても、支えている腕が疲れることはなくなりました。
そして、支えている腕が疲れにくくなると、以前よりも体を反らしやすくなるので、今までよりもさらに背筋を鍛えられるようになりました。
結局、アームレッグクロスレイズでバランスをとりにくかったり、腕が疲れやすくなったりするのは、スロトレを始めたばかりで筋力が鍛えられていないことが理由なのでしょう。
なので、アームレッグクロスレイズが苦手だといって、メニューから省かず、うまくできないながらも続けることが大切です。そうすれば、体が慣れてきて、次第に正しいフォームでアームレッグクロスレイズができるようになりますよ。