スロートレーニングは、負荷が少ないエクササイズなので、疲れにくいと思われがちです。でも、やってみればわかるのですが、エクササイズ中は、筋肉に力が入りっぱなしになるので、1セット終えた時には、とても疲れます。
この段階で2セット目に進もうと思っても、1セット目の疲れが残っている状態では、次に進むのをとまどってしまうんですよね。
私は、普段はスロトレを2セット行っているので、1セット目が終わった後でも、2セット目にすんなりと進むことができますが、さすがに3セット目となると、もう十分だろうと思って、結局2セットで終えることがほとんどです。ここを乗り越えて3セット目に進めれば、筋肉のつき方も違ってくるとは思うんですけどね。
負荷が少ないから疲労の回復も早い
私は、スロトレを始めたら、2セット終えるまで休まずにメニューをこなしていきます。
メニュー数は2メニューなので、2セットで4メニューするわけですが、メニューとメニューの間は、10秒程度のストレッチをするだけです。なので、2セット終えるまでは、体を動かし続けている状態ですね。
スロトレを終えた直後は、もうこれ以上は無理と思うのですが、疲労の回復は意外と早く、10分もすれば、先ほどの疲れをほとんど感じない程度まで回復しています。息も正常に戻っています。
この時、ふと思ったのが、5分程度休憩すれば、疲労がとれているので、もう1セット、スロトレをすることができるのではないかということです。
さっそく、次の日に試してみました。
試したメニューはふくらはぎを鍛えるカーフレイズです。
私の場合は、カーフレイズは片足で行うので、左右10回ずつを2セット合計40回実施しています。カーフレイズは、あまりしんどくないので、2セット終えた後でも、それほど疲れることはありませんが、それでも、3セット目を行うと、ふくらはぎが釣りそうになることがあります。
でも、2セット終えたところで、約5分休憩を入れると、3セット目をすんなりとこなすことができました。それどころか4セット行うことができました。
たった5分の休憩でも、まったく違いますね。
強化したい筋肉は5分休憩後にもう1セットするのもあり
筋トレは、時間をかけて何セットもやればよいというものではないと言われることがあります。軽い負荷で20回も30回もやるより、強い負荷で10回程度やるだけの方が、筋力アップしやすいわけです。これは事実だと思います。
でも、バーベルなどの器具を使わないで、自重のみで筋トレをする場合には、どうしても、かけれる負荷に限界が出てきます。そういう場合には、エクササイズ中の動きをさらに遅くしたり、1セットの回数を増やしたりして、対応するしかありません。
しかし、回数を増やすと、動きが雑になってしまうおそれがあるので、やはり1セット10回程度が良いと思いますね。
そして、特に強化したい筋肉については、5分休憩して、もう1セット行えばよいのではないでしょうか。
これは、まだ思いついたばかりなので、実践にはうつしていません。でも、カーフレイズの実践で、休憩を5分入れるだけで、セット数を増やすことができたので、効果がありそうな気がします。
しばらくは、特定の筋肉だけ5分休憩を入れてセット数を増やしてみようと思います。毎日はできないでしょうが、とりあえず挑戦してみます。