痩せる方法は動くか食べないかしかないと知るべき

ダイエットに関する情報が氾濫していますね。

「加齢とともに体の中のある成分が不足するから太りやすくなる。だから、その成分を補いましょう」みたいな情報をテレビなどで見かけますが、本当にそうなんでしょうか?

もしも、それが本当なら、人間はみんな年齢を重ねるごとに体重が増えていかなければなりません。でも、そうならない人がたくさんいる時点で、このような情報は、嘘だと思ってよいのではないでしょうか。

そもそも何かを体の中に入れれば、その分だけ体重が増えるので、食べて痩せるなんてことは普通に考えてありえません。

ダイエットしたければ動きなさい

まず、ダイエットしたいのなら、とにかく動くことです。

  1. 自動車通勤よりも自転車通勤
  2. 自転車通勤よりも歩いて通勤
  3. 歩いて通勤よりも走って通勤

このように通勤手段を変えるだけでも、今よりも痩せるはずです。さすがに走って通勤は無理でしょうが、せめて、駅まで歩くなり、自転車をこぐなり、少しでも動くことが大切です。

朝は、時間がないから歩いて通勤できないという方は、帰りに歩くだけでも十分に効果があります。とにかく動かないで痩せるなんてことはありえないと思うべきですね。

私は、昔から移動手段は徒歩なので、いまだかつて、標準体重より太ったことがありません。スロートレーニングを始める前からそうです。

テレビで紹介されているような動かずに痩せる方法などは、ほとんどがウソですので、信じてはいけません。

食べながら痩せるなんてありえない

「どんなに食べ過ぎても、このサプリメントさえあれば、食べたことを無かったことにしてくれます」

CMでよく聞くフレーズですね。それって、下剤で食べたものをすべて外に出す以外ありえないことです。

1kg食べて、体重を測れば、食前よりも1kg重たくなるのは当たり前です。2kg食べれば、2kg重たくなります。この食事で増えた体重がどれくらいの時間で、元の体重に戻るかを知ることが大切です。

私の場合だと、夕食を食べて増加した体重は、翌朝になれば夕食前の状態に戻っています。昼食で増加した体重は、夕食前に元に戻っています。

太っていくのは、食事で増加した体重が、元に戻る前に再び食べることが原因です。サプリメントとか、体内の成分の不足とか、そんなことは一切関係ありません。

「このサプリメントがあれば、現在の食事を変えなくても、体がみるみる痩せていきます」

それって、サプリメントとかいう以前に何か重大な病気にかかっていますよ。

食べながら痩せるなんてことはあり得ませんので、こんな宣伝文句は笑ってスルーしましょう。

結局、痩せる方法は、体を動かすか、食べないかのどちらかしかないということです。

今の食事を変えたくないのなら、今よりも体を動かす必要があります。また、体を動かしたくないのなら、食事量を減らす必要があります。

どちらもできないのなら、無理して痩せる必要もないでしょう。そもそも、太ってたらダメというのも、CMの効果を高めるために作られたテレビ番組の情報なのですから。