逆立ちをしてて倒れそうになったら手の平で踏ん張る

以前に逆立ちをしていることを書きました。かれこれ2ヶ月経ちますが、今も毎日、寝る前に逆立ちをしています。

やはり続けていると、少しずつコツを掴んでくるもので、徐々にバランスを取れるようになってきましたよ。とは言え、まだ5秒から10秒程度しか逆立ちできないんですけどね。それでも、長い時なら10秒を超えることもあります。

2ヶ月ほど逆立ちを続けていてわかってきたのは、手の平の重要性です。

こけそうになった時に足の裏で踏ん張る感覚

普段、歩いている時につまづいたりして、こけそうになることがありますよね。でも、多くの人は、そこで踏ん張ろうとするから、こけるところまではいかず、バランスを崩す程度で済みます。

この踏ん張るということが、逆立ちでも重要なのだということに気づきました。今までは、バランスが崩れて、前や後ろに体が倒れていくと、そのまま引力に任せて足を着地させていました。ところが、ある時、手の平にぐっと力を入れて、倒れていくのとは逆方向に体を戻そうとしたら、うまく態勢を立て直すことができたのです。

それは、まるで、つまずいてこけそうになった時に足の裏に力を入れて踏ん張るのと同じような感覚でした。

体が前に倒れそうなときは、手の平の手首に近い部分に力を入れると態勢を戻すことができます。反対に後ろに倒れそうになった時は、手の平の指に近い部分に力を入れると、態勢を立て直せます。

ただ、一度バランスを崩して態勢を立て直そうとすると、肘より下の筋肉に力が入りすぎるため、疲れてしまうといった欠点があります。そうすると、バランスを崩すよりも先に力尽きて、逆立ちを止めてしまうんですけどね。

でも、逆立ちを続けていれば、そのうち肘より下の筋肉も強化されて、今よりも長い時間できるようになると思います。スロトレのメニューの中には、自重を利用して肘より下の筋肉を鍛えるトレーニングがないので、逆立ちで鍛えることにしましょう。

まぶたの出血も無くなった

逆立ちを始めた時は、まぶたの周辺がうっ血し、ところどころ、毛穴から出血していたのですが、今はそういったことが起こらなくなりました。おそらく、今までは まぶたの周辺の血流が悪く末梢血管が使われていなかったのでしょうね。

それが、逆立ちをすることで、まぶた周辺にも血が巡るようになって、末梢血管が発達したのではないかと思います。こめかみ付近の血管も当初は逆立ちをすると盛り上がっていたのですが、今はそういったことは起こりません。

加圧トレーニングをして、血流を抑制すると末梢血管が発達するといわれているので、もしかしたら逆立ちにも同じような効果があるのかもしれません。

とは言え、あまり長い時間逆立ちをしていると、フラフラとしてきますので、無理はしないようにしています。現在は、寝る前に1分程度、長い時で2分程度逆立ちをしています。これくらいなら、それほどフラフラしないので問題なさそうです。

このまま逆立ちを続けていけば、もっと長い時間できるようになるかもしれませんので、今後も随時、経過を報告していきます。