スロトレ3年1ヶ月経過報告で、割れていた卵を食べて食中毒になったことを報告しました。
病院に行ってないので、黄色ブドウ球菌にやられたのか、サルモネラ菌にやられたのか、どういった種類の食中毒菌が体内に侵入したのかはわかりません。丸1日しっかりと睡眠をとって食事もほとんどせずにいたら、まずまず回復し、3日経過時点ではほぼ全快。今では、何事もなかったかのように日々を過ごしています。
ただ、食中毒前と食中毒後では、腸の具合が何となく変わったような気がするんですよね。
排便間隔が長くなった
どのように変わったかというと、まず排便間隔が以前よりも長くなりました。
食中毒前は、ほぼ毎日排便があったのですが、今は2日から3日に1回程度の排便間隔となっています。2日連続で出ることもありますが、1日おきがほぼ普通の状態になっていますね。
食中毒になった時は、下痢をしたわけですが、何度もトイレに駆け込んでいるうちに腸内に溜まっていたものが全て排泄されたようなすっきりとした感覚になりました。その後、食事をしても問題なさそうなところまで体調は良くなったのですが、様子を見るために1日1食、湯豆腐を食べる程度にしていたので、おそらく食中毒になって3日間は、腸内が空っぽに近い状態だったのではないでしょうか?
腸内細菌の勢力図が変わった?
何度もトイレに駆け込んだことから、そのたびに食中毒菌が外に排泄されたと思います。また、腸内細菌が侵入者を自らの命をかけて退治してくれたでしょうから、彼らも食中毒菌と相討ちになって、外に排泄されていることでしょう。
さらに1日1食の質素な食事で、腸内細菌たちに栄養が与えられていない可能性があります。
このように考えると、食中毒前よりも食中毒後の方が、一時的に腸内細菌の数が減っていたと思われます。でも、体調が元に戻れば普通に食事をしますから、腸内細菌も栄養補給ができ、また菌全体の数は食中毒前の状態に戻っているはずです。
食中毒前の腸内環境は、長い期間、大きな変化がなかったはずです。しかし、食中毒になって腸内環境は激変していると思われるので、その後に増殖した腸内細菌の種類は、以前とは異なった割合になっているのではないでしょうか。例えば、食中毒前はA菌が優勢だったのが、食中毒後はB菌が勢力を伸ばしA菌が棲む領土が縮小するといった感じです。
実際に腸内環境を調べたわけではないので妄想にしか過ぎないんですけどね。
栄養の吸収が良くなっているのかもしれない
排便間隔が長くなっている、つまり排便回数が減っているということは、以前よりも栄養の吸収が良くなっているのではないでしょうか。
食事量が同じなら、これまでは毎日のように排便があったわけですから、栄養として吸収されずに排泄されたものが多かったはずです。今は以前と比較して排便回数が半分になっているので、同じ量の食事でも多くの栄養を吸収できていると思うんですよね。
ただ、便の半分から3分の2は微生物によって構成されているので、排便回数の減少は腸内細菌の数が以前と同じ量に戻っていないとも考えられます。しかし、彼らの増殖のスピードはとても速いので、さすがに1ヶ月近くも経てば細菌数は以前と同じくらいになっていると思います。
結局、腸内でどのようなことが起こっているのかはわかりません。食中毒前の腸内の情報も全くわかりませんから、現在の腸内細菌のバランスを調べることができたとしても、前後の比較はできないので無意味です。
とは言え、排便回数が少なくなったこと、そして、力をあまり入れなくても楽に排便できるようになっていること。この2点が、食中毒前と異なっていることは事実です。きっと、食中毒で腸内環境がリセットされたのでしょう。