先日、地域の大掃除をしている時、重たい物を持ち上げなければなりませんでした。
10個以上は持ち上げたと思います。重さは20kgくらいあるでしょうか。2人で協力して持ち上げたので重さは分散されていたのですが、連続で10個以上を持ち上げると、さすがに足が疲れます。
そして、翌朝。太ももの内側が筋肉痛になりました。痛みが取れるのに3日ほどかかりましたね。
スクワットでは太ももの内側を鍛えられない
重たい荷物を持つときは、膝を折り曲げてしゃがんだ姿勢から、腰をまっすぐ上げていかないといけません。もしも、膝を曲げず立った状態で腰を前に曲げて荷物を持ち上げると、力が腰に集中的にかかってしまい腰痛になります。だから、腰に負担をかけないようにするためには、膝を曲げてヤンキー座りの状態から荷物を持ち上げる必要があります。
翌日には、太ももの内側が筋肉痛にはなったものの、腰は全く痛くありませんでした。あと二の腕は少し筋肉痛になりましたが、太ももの内側と比較すると大したことはなかったですね。
私は、スロートレーニングを毎日やっています。現在は、上半身のトレーニングをした翌日に下半身のトレーニングをし、その翌日にまた上半身のトレーニングをするといった感じで、上半身と下半身を交互に鍛えています。
下半身のトレーニングは、スクワットとヒップリフトを中心に行っており、太ももの前と後ろの筋肉を万遍なく鍛えています。しかし、今回、太ももの内側が筋肉痛になって、スクワットでは太ももの前後、ヒップリフトでは太ももの後ろしか鍛えられていないことがよくわかりました。
スクワット中もヒップリフト中も、太ももの前後は疲れてきますが内側が疲れることはないですね。
深くしゃがまないと太ももの内側は鍛えられない?
太ももの内側が筋肉痛になったのは、おそらく、深くしゃがんだ状態から重たい物を持ち上げたからだと思います。スクワットの場合は、膝を曲げても直角になるまでしか曲げません。さらに膝を曲げて、お尻が地面すれすれになるところまでしゃがむと、膝を伸ばす時に太ももの内側に力が入るのかもしれません。
あと、膝を曲げる時にガニ股になった方が、太ももの内側に力が入るような気がしますね。スクワットにも、ガニ股の状態で行う方法はあるのですが、負荷は通常のスクワットよりも軽くなります。
筋トレをしていても、全身の筋肉をくまなく鍛えるのは難しいのだとわかりました。日頃から力仕事をしている人だと、全身の多くの筋肉を使っているのでしょうが、デスクワーク中心の仕事をしている場合は、筋トレをしても、それほど広い範囲で筋肉を鍛えられないのかもしれませんね。
また、筋トレのメニューは、期間を区切って変更していった方が良いのかもしれません。同じメニューばかりだと、同じ筋肉ばかりを動かすことになります。だから、長期間同じメニューばかりをやっていると、全く使っていない筋肉がいくつもあるはずですから、その筋肉は退化しそうです。
とりあえず、筋肉の退化を防ぐためには、筋トレに限らず、体の多くの部位を動かすようにした方が良さそうですね。