先日、体組成計を買いました。以前から持っていた体重計も、まだ使えるのですが、20年以上使っているので、そろそろ新しく体組成計を買った方が良かろうと思い電気屋さんで手頃な値段のものを購入。
以前の体重計は体重と体脂肪率だけしか測れませんでしたが、新しく買った体組成計はたくさんの項目を測定できておもしろいですね。
タニタの体組成計でいろいろ測定してみた
購入した体組成計は、タニタから出ている「BC-761-WH」という機種です。最後の「WH」はホワイトの略で、白色という意味です。
最初に日付を合わせます。そして、家族の生年月日と性別と身長を登録します。後は、電源も入れずにただ体組成計に乗っかるだけで各種項目を測定してくれます。なお、測定できる項目は以下の通りです。
- 体重
- BMI
- 体脂肪率
- 筋肉量
- 推定骨量
- 内臓脂肪レベル
- 基礎代謝量
- 体内年齢
それでは計測開始。
私の性別は男、身長は177cmです。
体重は58.1kgでした。
そして、BMIは18.5です。
BMIは、体の大きさを表す指標で、18.5以上25未満が普通です。18.5未満はやせ、25以上は肥満度1、30以上が肥満度2以上とのこと。私の場合、ぎりぎり普通ですね。でも、服を着ていましたから、本当は痩せ型です。
体脂肪率は11.0%、判定は「やせ」です。
今まで使っていた体重計よりも、体脂肪率は少し低く計測されます。おそらく、新しい分だけBC-761の方が正確だと思います。
筋肉量は49.0kg、判定は「少ない」と出ました。
痩せ型なので仕方ないでしょう。
推定骨量は2.7kgで、こちらの判定も「少ない」です。
内臓脂肪レベルは2.5で、判定は「標準」です。
内臓脂肪レベルは9.5以下が標準なので、かなり余裕があります。ちなみに10.0~14.5だと「やや過剰」で、15.0以上だと「過剰」となります。
基礎代謝量は1,405kcalで、判定は「多い」でした。
筋肉量が少ないのに基礎代謝量が多いのは不思議ですが、タニタの基準ではそうなるのでしょう。
最後に体内年齢が表示されます。
私の体内年齢は27歳だそうです。
私は、先ごろ解散したSMAPと同世代なので、体内年齢はかなり若いようですね。
スロトレと糖質制限のアンチエイジング効果か?
体組成計の説明書を読むと、体内年齢の測定の仕方について以下のように記載されていました。
体内年齢は厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」の「基礎代謝基準値(体重あたりの基礎代謝量)」に基づき、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出した数値です。
体内年齢は、体重が同じでも体組成によって変わるみたいです。筋肉量が多く、基礎代謝量が高くなるほど体内年齢は若くなるようですが、私の場合は筋肉量が少ないのに実年齢よりも、かなり若いと判定されました。
タニタの体組成計での筋肉量の測定は、おそらく以下の算式で導き出しているのだと思います。
- 筋肉量=体重-(体脂肪+推定骨量)
私の場合は、体脂肪率が11%だったので、体重58.1kgにこれを乗じて計算した体脂肪は約6.4kgです。推定骨量は2.7kgでしたから筋肉量は以下のように計算されます。
- 筋肉量=58.1kg-(6.4kg+2.7kg)=49.0kg
体組成計で計測された筋肉量49.0kgと一致しました。
でも、この筋肉量は多すぎますね。人間の体は約60%が水ですから、私の体重58.1kgのうち約35kgは水分のはずです。そうすると、筋肉量はどんなに多くても23kgにしかならないでしょう。ここから骨量や内臓なども差し引くと、筋肉量はもっと少なくなるはずです。
あと推定骨量も「推定」なので、骨密度とは異なるみたいです。
筋肉量と推定骨量は参考程度ですね。
私は毎日スロートレーニングをしています。
スロトレをすると成長ホルモンが大量分泌されます。成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれているので、スロトレをするとアンチエイジング効果も期待できるとされています。
タニタの体組成計で、私の体内年齢が実年齢よりもかなり若く出たことから、スロトレにアンチエイジング効果があるのは本当のようです。
さらに米、パン、麺類、イモ類などの糖質が多く含まれている食品を食べないようにする糖質制限をしていることも、体内年齢を若く保つのに役立っているのだと思います。
タニタの体組成計で測定される体内年齢は、体脂肪が少ないほど若くなりそうです。なので、糖質制限をして、常時、体脂肪をエネルギー利用する体制になっていると、体脂肪が減り体重に対する基礎代謝量が高く測定されるのだと思います。それが、体内年齢が若く測定される理由ではないでしょうか。
体重計なんて、体重と体脂肪率だけわかれば十分なのですが、体組成計のようにいろいろな項目が測定できる方が楽しいですね。推定骨量が測れる体組成計は意外と少ないので、推定骨量を測定したい方は、店員さんにどの体組成計が推定骨量を測れるかを教えてもらってください。