糖質制限を始めたばかりの人は、甘味が恋しくなって、コンビニなどでつい甘い物を買ってしまうことがあると思います。
私は、糖質制限を始めてから甘い物を食べなくなってますし、糖質制限開始直後も甘味が恋しいということはありませんでした。なので、自分から甘い物を食べようと思うことはないのですが、私のような人間は珍しいのかもしれません。
ケーキやパンなどで、低糖質食品が人気なのも、私みたいな人間が少数派だと物語っていますね。
ところてんを使って低糖質食品を作ってみる
今回は、糖質制限を始めたばかりの人向けにところてんを使った低糖質食品を紹介します。
スーパーに行けば、ところてんは100円くらいで販売されています。下の写真のところてんは、150グラムのところてんが2個入りですから、1個あたり約50円です。
ところてんに含まれてる炭水化物は、100グラム当たりで0.6グラムです。おそらく炭水化物の全てが食物繊維です。
同封の三杯酢は、18グラム当たりで9.4グラムの炭水化物が含まれており、大部分が糖質と思われます。なので、三杯酢は、ところてんにかけずに別の用途に使うか、家族の誰かに利用してもらいましょう。
低糖質食品は、栄養価の少ないものが多いように思います。ところてんも、100グラム当たりタンパク質が0.2グラムと極めて栄養価の低い食品です。私は、間食であっても、栄養素をしっかりと補給したいので、このままところてんだけを食べるようなことはしません。味がないので、ところてんをそのまま食べる人はいないと思いますが。
ところてんには、プロテインをかけて食べるのがおすすめです。タンパク質をしっかりと補給できますから、低栄養な間食にならずに済みます。
明治のザバスというプロテインには、ココア味があり、割と甘味が強めです。私の舌での感想なので、薄いと思う人もいるかもしれません。でも、糖質制限を続けていれば、ザバスのココア味でも甘すぎると感じるようになるはずです。味が薄いと感じる人は亜鉛不足でしょうな。普段の食事で、牛肉をたくさん食べて亜鉛を補給しましょう。
ところてんを袋から出しました。
ところてんは、いったんざるに入れて水をしっかりと切ります。
そして、別の器に移し替えます。
先ほどのザバスココア味を付属のスプーンで1杯すくいます。
スプーン1杯で約7グラム。タンパク質量は5グラムです。
ザバスココア味をところてんにかければ準備完了です。
このまま食べると、鼻息でプロテインが飛び散ってしまうので、しっかりとかき混ぜた方が良いです。
それでは実食。
ちょっとプロテインが少なかったかもしれません。味が薄めです。スプーン2杯だと多くなりそうですから、1杯半くらいが適量かもしれませんね。酸っぱい味がしますけど、このメーカーのところてんが、そういう味付けなのでしょうか。
ところてんは、体内で膨張するのか食後は満腹感があります。お腹に溜まる感じです。この感覚は米やパンを食べてた時代と同じです。
ところてんを食べたためか、翌日の排便は比較的スムーズでしたよ。ところてんが腸内にこびりついた汚れを吸着して、体外に出してくれていればありがたいのですが、どうでしょうか。
ザバスココア味の糖質量は、スプーン1杯で0.9グラムです。これなら立派な低糖質食品と言えるでしょう。2杯かけても1.8グラムですから、気にするほどの量ではないですね。
このプロテインかけところてんを「ところテイン」と名付けましょう。
プロテインは、いろんな種類がありますし味も豊富です。糖質制限を始めたばかりで甘味が恋しい方は、好みの味のプロテインを買ってきて、ところてんにかけたり、寒天に混ぜたりして食べてはいかがでしょうか。ただ、プロテインは結構な値段するのが難点ですね。近所のドラッグストアで、1,050グラムが約5千円もします。ところテイン150杯分なので、1杯当たりにすると約30円です。これくらいなら許容範囲でしょうか。