糖質制限を始めてから口内炎ができなくなった

私は、6年以上糖質制限をしています。

糖質を摂らなくなったら、身体的に良いことばかりでして、糖質制限をやめる理由は全く見当たりません。巷では、糖質制限をすると死亡率が上がるとか、頭の働きが悪くなるとか、いろいろ言われていますが、まあ、全部デマですよ。

糖質制限をすると、体脂肪率は下がるし、肌荒れはしなくなるしで、米や小麦を食べていた時代よりもすこぶる健康です。

特に口内炎ができなくなったのは驚きですよ。

歯磨き粉を使わなくなったら口内炎ができにくくなった

私は、昔は、よく口内炎ができていました。

何もしてないのに口の中に小さな傷がポツっとできて、それが白くなり、徐々に大きくなっていき、1cmくらいの口内炎になっていたものです。治るのに10日前後かかりますから、食事の時にしみて困ったものです。

ところが、歯磨きの時に歯磨き粉を使わないようにしたら、口内炎ができにくくなりました。おまけに口臭も軽減するのですから、歯磨き粉はオーラルケアに逆効果だと気付きましたよ。

でも、歯磨き粉を使わなくなっても、たまに口内炎はできました。頻度はかなり少なくなっていましたけど、一度できた口内炎は、1cmほどの大きさに成長し、やはり治るのに10日前後かかりました。

糖質制限を開始して口内炎が全くできなくなった

私が糖質制限を始めたのは、歯磨きの時に歯磨き粉を使わないようにしてから2年後でした。

すでに口内炎はできにくくなっていましたが、糖質制限を始めてからは、全く口内炎に悩まされることがありません。

食事中に口を噛んだら、必ずと言っていいほど口内炎に発展していたのに糖質制限を始めてからは、口を噛んでも傷が白くなりません。あの白いのは細菌の塊なんでしょうね。なお、ここで対象にしている口内炎はアフタ性口内炎で、その他の口内炎ではありません。

アフタ性口内炎の原因は、疲労、ストレス、睡眠不足、ビタミンB₂不足などが考えられています。だから、これらの原因を排除することがアフタ性口内炎の予防になり、加えて、歯磨きをしっかりとして口腔内を清潔に保つことも大切だと言われます。

とは言え、アフタ性口内炎の原因は、はっきりとはわかっていないようです。

糖質制限を開始してからは、口を噛もうが舌を噛もうが、傷はできても口内炎にはなりません。余談ですが、睡眠中に舌を噛んだ時のあの激痛はたまりませんよね。

なぜ、糖質制限をすると口腔内の傷が口内炎に発展しないのでしょうか?

細菌感染が原因なら歯磨き粉や糖質が問題を起こしている

アフタ性口内炎のあの白いものが、細菌の塊だとすれば、歯磨き粉は口内炎予防には逆効果だと思います。

口の中にはたくさんの細菌がいますが、その細菌たちを歯磨き粉で殺してしまうと、口腔内の細菌のバランスが崩れてしまうはずです。そんな時に口の中に傷ができると、その傷口で特定の細菌だけが繁殖しやすい状況になると思うんですよね。

さらにその細菌が糖質をエサに増殖する性質があれば、口内炎が大きくなっていくんじゃないですか?

歯磨き粉も糖質もやめてからは、口の中に傷ができても、白くならずに3日ほどで傷口がふさがるようになりました。口の中は湿潤環境が保たれているので、何もしなくても傷は治りやすいと思います。それが、口内炎に発展するのは、余計なことをしているからでしょう。

それが歯磨き粉の使用であり、細菌の増殖を手助けする糖質の摂取なのだと思います。

先日、久しぶりに小さな口内炎が唇にできました。寝ている時に歯が当たって傷ついたようです。口内炎になったのは、その翌日で、朝に傷が白くなっていました。唇の外側に近い部位だったので、空気に触れて乾燥し、細菌が増殖しやすくなっていたのだと思われます。

すぐに爪で白いものを削り取り、そのまま放置。

傷ができてから3日後には、完治しましたよ。

ストレス、疲労、睡眠不足などは、口の中が荒れやすくなる原因となるのでしょうが、傷がアフタ性口内炎に発展する原因ではないように思います。口腔内の傷がアフタ性口内炎に発展するのは、細菌が増殖しやすい環境を与えているからで、その環境は歯磨き粉の使用と糖質摂取が作っているのではないでしょうか?