筋トレは努力と結果が比例しやすい

筋トレほど、努力と結果が比例しやすいものって、あまりないですよね。ジョギングも続けていると、速く走れるようになりますから、努力と結果が比例しやすいです。

勉強の場合は、どうでしょうか?コツコツ勉強すれば賢くなっているのを実感できますが、高校や大学の入学試験では、他の受験生よりも高得点を取らないと合格できませんから、自分の努力だけで結果が出るわけではありません。商売も、良いものを作っていても買ってもらえないことなんていくらでもあります。

でも、筋トレは違います。年をとっても筋力アップは可能です。だから、一生、筋トレを続けることもできます。

他人と比較するとやる気がなくなる

とは言え、自分の筋肉を誰かの筋肉と比較すると、一気にやる気がなくなってしまいます。「頑張って筋トレをしているのにあの人のように筋肉が大きくならない」と思い始めたら、筋トレを続ける気力がなえてきます。

コツコツ筋トレを続けていると、自分でも筋肉が大きくなっているのがわかるようになります。それで、もう筋トレの結果が出ているのですが、他の人が自分以上に速いペースで筋肉量が増えていくのを見ると、まったく結果が出ていないように感じるものです。

そこで、こんなことではダメだと思って、よりハードな筋トレを開始するのも結構ですが、続かなければ意味がありません。筋肉なんて、ちょっと休ませただけ小さくなるものです。だから、筋トレは、コツコツ続けることが大切です。

そして、筋トレを継続するためには、他人と自分を比較しないことです。比較するのは、過去の自分の筋肉です。誰だって、3ヶ月も筋トレを続けていれば、筋力アップしたなと実感できます。負荷の弱いスロートレーニングでも、3ヶ月もすれば以前よりも筋肉が発達したことが目に見えてわかるようになります。

どれだけ筋肉をつけるかは自由

筋トレは、始めたばかりの頃は確実に筋肉量が増えていきます。

しかし、ある程度続けていると、これ以上、筋肉がつかない時期がやって来ます。その原因は、負荷を強くしていないことです。筋肉が発達してくると、今までと同じ負荷をかけていたのでは、それ以上大きくなってきません。だから、より筋肉を大きくしたいのなら、常に負荷を強くし続けなければなりません。

だからと言って、誰もが負荷を強めていく必要があるわけではありません。もうこの程度で十分だと思えば、今以上に負荷を強めず現状維持で構いません。筋肉量をどのくらいに保つかは、人それぞれの自由です。絶対にムッキムキにならないといけないわけではありません。

細くても引き締まっていれば、それで構わないと思う人は、今の負荷のまま筋トレを継続すれば良いのです。

筋トレは、努力と結果が比例しやすいです。より上を目指したい方は、パーソナルトレーナーをつけて筋トレをすれば良いですし、あまりしんどいことはしたくないと思う方は、自宅で腕立て伏せスクワットなどの自重筋トレをすれば良いです。

いずれの手段を選んでも、筋トレを続けている限り、必ず今以上の結果が出ます。