1年の中で、最も痩せやすい季節は夏。
冬に基礎代謝が上がるから、冬の方が痩せやすいと言われていますが、冬に痩せる人なんてほとんど見かけません。反対に夏は何もしなくても勝手に痩せていきます。冬より夏の方が疲れやすいのですから、当然と言えば当然ですよね。
夏にダイエットをがんばるべきか?
夏は勝手に痩せるから、ダイエットに力を入れる必要はないと考える人もいれば、痩せやすい夏だからこそ、がんばってダイエットをして一気に体重を落とそうと考える人もいると思います。
私は、どちらでも構わないと思いますが、夏に無理しすぎた反動で、秋になったら体を動かさなくなったり、好き放題食べたりするのなら、夏にがんばらない方が良いと思います。
ウォーキング、ジョギング、筋トレ。
どれもそうですが、続けないと体型の維持は難しいです。どんなに夏に運動をしても、秋以降に運動をしなくなれば、意味がありません。それなら、勝手に痩せていく夏は、無理してダイエットせず、ゆるゆるの運動だけした方が良いでしょう。
とりあえず糖質制限
夏に運動して汗だくになるのが嫌なら、とりあえず糖質制限をしましょう。
米、パン、麺類、果物といった炭水化物(糖質)が多く含まれる食品を控えるだけで、体に蓄えられた中性脂肪が勝手に減っていきます。こんな楽なダイエット法はありませんよ。
しかも、食事量を減らす必要がないので、空腹を我慢しなくて良く、継続しやすいです。
ダイエット法は、たくさん出てきてはすぐに消えていきますが、糖質制限は廃れるどころか、始める人の数が増えており、もはやダイエットの定番と言っても良いくらい世の中に浸透しています。
ビタミンやミネラルがほとんど含まれていない米やパンをやめて、肉、魚、卵といったビタミンやミネラルが豊富な食品を多く食べることになるので、糖質制限は、栄養不足も解消できます。
中性脂肪も減って、生活習慣病の予防にもなる糖質制限は、健康面でも良い影響があるのですから、やらない手はないですね。
いきなり、厳しい糖質制限をするのが難しければ、1日に1食だけ、米、パン、麺類、果物を食べないところから始めても良いでしょう。慣れてしまえば、炭水化物を食べなくても、違和感を感じなくなります。
ただ、糖質制限も運動と同じで、がんばりすぎると嫌になるでしょうから、最初はできる範囲で始めるのが良いですね。ちなみに私は、糖質制限を始めた早い段階から厳しめに炭水化物を控えました。最初の頃は、なんとなく違和感がありましたが、そのうち慣れてきて、今では、炭水化物を食べないことが当たり前になっています。
糖質制限を始めてから、体が疲れにくくなったり、すぐに眠れるようになったり、良い影響が多いので、糖質制限をやめようとは思わないですね。
とりあえず、夏は勝手に痩せていくので、そんなにダイエットをがんばる必要はないです。どうしても、夏の間にスリムになりたいのなら、糖質制限を始めましょう。