糖質制限ダイエットが1位だよ

マイナビニュースの以下の記事で、実際に行ったことのあるダイエットや減量法の1位が糖質制限ダイエットだというアンケート結果が掲載されていました。

アンケートは、全国の20代から50代の男女で、全体の33.2%が糖質制限ダイエットをしたことがあると回答しています。2位が朝バナナダイエットで9.8%ですから、糖質制限ダイエットが圧倒的な差をつけて1位ですね。糖質が脂肪に変わるという基礎知識があれば、糖質制限ダイエットを選択するのは当たり前です。

ダイエット成功者は3人に1人

上の記事タイトルにもあるようにダイエットを始めても、ほとんどの人が失敗しているのが現状です。

糖質制限のような食事制限でダイエットに成功した人は33.6%とのことですから、3人に1人しかダイエットの効果を感じられていないということでしょう。また、運動によるダイエットを試した人も、成功率は35.4%ですから、こちらも失敗する人の方が圧倒的に多いことがわかります。

ちなみに食事制限によるダイエットも運動によるダイエットも、試してみようと思った人の割合は7割を超えています。この結果を見ると、多くの人が現在の自分の体形に納得していないということですね。

やめたらリバウンドするのは当たり前

ダイエットは、ほとんどの人が、痩せることを目的にし目標とする体重まで減量できたところで終了します。

これがダイエット失敗の原因なのですが、アンケート結果を見ると、そのことを理解していない人が多いようです。いかなるダイエット法を選択しても、そのダイエットをやめた時点で太り始めるのは当たり前です。リバウンドするのは、そのダイエットをやめたから起こる現象です。

短期的に痩せている状態にしたいというのなら、それで構わないでしょうが、体形を維持したいと思うのであれば、ずっと、そのダイエットをし続ける必要があります。

ただひたすらリンゴだけ食べるダイエットを何年も継続できますか?

できませんよね。リンゴだけでは、人体に必要な栄養素をすべて補給することはできません。健康的に痩せ、その体形を維持するためには、人体に必要な栄養素を補給できるダイエットを選択すべきです。その点で言えば、糖質制限ダイエットは、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをしっかり補給できるので、人体に必要な栄養素が不足することはありません。

糖質も人体に必要な栄養素だろうという人がいるかもしれませんが、糖質は必須の栄養素ではありませんから食べなくても問題ありません。数ある食事制限によるダイエットの中でも、長期的に継続できるのは糖質制限くらいのものです。もちろん、糖質制限ダイエットをやめれば太ります。肥満の原因となる糖質を食べるのですから当たり前です。

太らない体にしようと思うなら、糖質制限を続けましょう。全く糖質を食べないのは苦痛だと思う方は、1週間に1回や2回、外食時にラーメン、カレーライス、スイーツなど好きなものを食べると良いでしょう。1週間に1回くらい、糖質を食べたところで太ることはありません。厳しい糖質制限をして、途中で挫折するくらいなら、たまに糖質を食べながら長期間糖質制限を続ける方が体形維持をしやすくなりますよ。