ヤンキー座りから片足で立ち上がるトレーニング

随分前にイスに座った状態から片足で立ち上がるトレーニングを紹介しました。

イスに座った状態からの片足立ちはできる人が多いですが、地べたに座った状態からの片足立ちは難しく、運動習慣がない中高年ではほとんどできません。ちなみに私は、地べたに座った状態からでも、片足で立ち上がれます。

地べたに座った状態から片足立ちできる人は、さらに上のトレーニングに挑戦してみましょう。

足首をつかんだまま立ち上がる

先日、テレビ番組でGACKTさんが紹介していたトレーニングなのですが、これは難易度が非常に高いです。手順は以下の通り。

  1. ヤンキー座りする
  2. そのままの姿勢で右足を前に伸ばす
  3. 左手で右足首をつかむ
  4. 左足だけで立ち上がる。

ヤンキー座りは、かかとを床につけた状態でしゃがみこんだ姿勢です。まず、これが第一の関門です。体が硬い人だと、かかとを浮かした状態じゃないとしゃがめません。ヤンキー座りができない人は、毎日、かかとを床につけた状態でしゃがめるところまでしゃがむストレッチをしましょう。

ヤンキー座りの次に右足を前に伸ばすのも、結構難しいです。ヤンキー座りができても、ここでバランスを崩して倒れてしまう人も多いと思います。

そして、左手で右足首をつかみます。握るといった方が良いでしょうか。これも、体が硬いと難しいですね。

ここまでで、多くの人が脱落しそうですが、左足だけで立ち上がるところで、生き残っている人はほとんどいないと思います。

私もやってみましたが、1回ではできず、何度かの挑戦の末にようやく立ち上がれました。でも、一度できるとコツがわかり、その後は、成功率が高くなっていきました。これをやると変なところに力が入って、脇とか腕とかの筋が痛くなります。無理はしない方が良いですね。

まずはイスに座った状態からの片足立ち

GACKTさんは、これを毎日10回連続でやれと言ってましたが、立ち上がった状態からまたしゃがみ込むのは、さすがにできませんね。

このような難易度が高いトレーニングをできる人はそうそういないでしょうから、まずはイスに座った状態から片足で立ち上がるトレーニングを始めるのが良いでしょう。イスから立ち上がる時は必ず片足で立ち上がることを習慣にするだけでも、太ももの筋肉が強化されるはずです。イスに座るときも片足で腰を下ろせば、1日で結構な回数のトレーニングができますよ。

ふらふらせず、片足でイスから立ち上がれるようになったら、徐々にイスの高さを低くしていき、最終的には床に座った状態から片足で立ち上がるトレーニングをやってみましょう。

できることから続けていけば、足腰の筋力アップができているはずです。