2017年も残り少なくなってきました。年末は何をやるにしても急かされる感じがあるので、気分的に疲れますよね。
さて、毎回月初に1ヶ月間のスロートレーニングの成果を報告していますが、元日は初詣に出かけるので更新ができそうにありません。なので、今回はいつもよりも2日早い12月30日にスロトレの成果を報告します。大晦日もどうなるかわかりませんから、更新し忘れないように12月30日に記事を書いておきます。
最近1ヶ月の報告
2017年12月30日時点の基本情報は以下の通りです。
- 身長=177cm
- 体重=58kg
- 体脂肪率=13%
- ウェスト=74cm
ウェストが1cm太くなった以外は同じです。ウェストも誤差の範囲ですね。
誤差と言えば、体脂肪率も結構誤差があります。体重計で計測した後、白湯を飲んでからもう1回体重計に乗ったのですが、その時は体脂肪率が14%でした。体に入ったのは約500mlの水分だけなのに体脂肪率が上がるのは不思議です。普通に考えれば下がるはずなのですが。年代物の体重計なので、こういったことも起こってくるのでしょうね。
なお、私が目指している細マッチョの基準は以下の通りです。
- ウェスト/身長=0.45未満
- BMI=体重/(身長×身長)=21以上24未満
そして、私が細マッチョとなるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- ウェスト=79cm未満
- 体重=66kg以上75kg未満
一時は59kg近くまで体重が増えたのですが、また58kg台前半に減ってしまいました。ちょっと油断して食事の量が減ると、体重が減少するので意識的に多く食べるようにしないとダメですね。
12月30日の腹筋です。
いつもながら変化を感じません。
最近1ヶ月間のメニュー
最近のスロトレメニューは以下のとおりです。
パターン1
パターン2
パターン1とパターン2を毎日交互に行っています。セット数は1メニュー10回を2セット。日曜日は1セットにとどめています。スクワットは、両膝を床についた状態で背中を後ろにそらして膝の曲げ伸ばしをするニー・エクステンションを行っています。なお、ニー・エクステンションは3セット実施しています。また、アームレッグクロスレイズの後はバックエクステンションを1セット行っています。
プッシュアップは1セット目を13回、2セット目を10回にしています。また、カーフレイズは1セット15回を2セット行っています。
12月は、ほぼ毎日上のメニューをこなせました。そろそろニートゥチェストの回数も増やしてみようかと思うのですが、腹筋を鍛えるのは結構きついので今までと同じ回数を維持しています。ニートゥチェストがもうちょっと楽にできるようになれば回数を増やす予定です。
今年の1冊
最近では、メディアでスロトレが採り上げられることが少なくなっている気がします。でも、運動を主体としたその他のダイエット法にも、動作をゆっくりしましょうと言われている場合が多いので、スロトレの要素は含まれているように感じますね。
糖質制限については、年々知名度が高まっているように思います。糖質制限に批判的なお医者さんや栄養士さんもいらっしゃいますが、どうも逆張りしてるように感じますね。一発逆転を狙うというのか。
糖質制限が良いのか悪いのかを考えるには、まず体の中の化学反応(代謝)を理解することが大切です。
今年読んだ本の中で、代謝の理解が進んだのは大平万里先生の『「代謝」がわかれば身体がわかる 』ですね。生化学の入門レベルの知識を身に着けるのに最適です。でも、生化学は、ちょっと難しいです。どんなにわかりやすいと言っても、栄養学と生理学の知識がないと、生化学はなかなか理解できないと思います。
勉強する順番としては、栄養学→生理学→生化学が良さそうですね。栄養学は、美容面の知識も得られるので女性の方なら割と興味を持って勉強できると思います。その流れで、生理学、生化学と本を読めば、自分が食べたものが体の中でどのように化学反応を起こしているのかを想像しやすいです。一般人は、どれも入門レベルの知識さえあれば良いでしょう。入門レベルとはいえ侮れませんよ。3科目とも入門レベルの知識があれば、テレビの健康番組で紹介されている内容がおかしいと気付きますからね。
栄養学の勉強には、このブログでよく紹介している『カラー図解 栄養学の基本がわかる事典』がおすすめです。この本でも、代謝の基本的なことが解説されていますから、生化学を勉強する前段階の知識の習得に役立つはずです。生理学は、どの本でも構わないと思います。
『「代謝」がわかれば身体がわかる』から読み始めても、代謝について、それなりに理解できると思いますけどね。
今年の発見
今年一番の発見は、哺乳類の胎児と乳児は、グルコース(ブドウ糖)を投与されてもインスリンが分泌されないと知ったことです。これについては以下の記事で紹介しています。
グルコースを摂取すると血糖値が上がります。そして、上がった血糖値を下げるためにすい臓のβ細胞からインスリンが分泌されます。だから、インスリンは血糖値を下げるホルモンだというのが通説です。
でも、哺乳類の胎児や乳児は、血糖値が上がってもインスリンが分泌されないのですから、血糖降下作用はインスリンの主要な働きではないのかもしれません。
気になるのは、哺乳類はいつからグルコースを摂取するとインスリンが分泌されるようになるのかです。大人はほぼ間違いなく、糖質が含まれている米やパンを食べるとインスリンが分泌されます。小学生も糖質摂取でインスリンが分泌されているはずです。幼稚園児も、きっと糖質摂取でインスリンが分泌されていることでしょう。
そうすると、離乳食に含まれる糖質を摂取しているうちに血糖値を下げる必要性が出てきて、インスリンが分泌され始めるのではないかと思うのですが。しかし、この考え方だと、肉食動物に糖質を与えてもインスリンが分泌されないと思うんですよね。でも、哺乳類の大人はグルコースの投与でインスリンが分泌されますから、離乳食に糖質が含まれているかどうかは関係なさそうです。
今の私の知識では、どんなに考えても答えは出ません。これについては来年以降に調べることにしましょう。
糖質制限をしている方は、お正月のおせち料理は糖質いっぱいなので、食べるのをためらってしまうと思いますが、たまに糖質を摂取するくらいなら大目に見ても良いのではないでしょうか。
私は控えめにしますけどね。
それでは、良いお年を。