私は、もう10年以上糖質制限を続けています。
糖質制限をすると、早死にするとか、糖尿病になるとか、いろいろ言われていますが、体調はすこぶる良く、健康面に問題を感じることはありません。だから、10年以上糖質制限が続いているのですが。
糖質制限を始めると、体脂肪が減っていくのでダイエット効果を真っ先に実感する人が多いと思いますが、実は、寝つきも良くなるんですよね。
寝転がるとすぐに眠くなる
布団に入ると、30分もかからずに眠っていると思います。自分で時間を計ることができないので、実際に何分で眠りについているのかわかりませんが、眠れないと苦労することはほとんどありません。
ただ、夕方にコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなりますけどね。糖質制限をしても、カフェインには勝てないようです。
糖質制限を始めてから、あまりに寝つきが良くなって困ることもあります。それは、寝転がって本を読むと眠たくなることです。日中なら問題ないのですが、就寝前に少し本を読もうかなと寝転がると、あっという間に眠気が襲ってきます。だから、読書をするときは、できるだけ寝転がらないようにしています。
血糖値の乱高下が睡眠の質を下げているのだろう
糖質制限を始めて寝つきが良くなったということは、糖質摂取が睡眠の質を下げているのでしょうね。
糖質を食べると血糖値が一気に上がり、それを下げようと今度はすい臓からインスリンが一気に分泌されます。食後に眠たくなるのは、上がった血糖値を一気に下げようとするからと言われていますが、これは、もう確定した内容じゃないですか。
糖質制限をする前は、食後に眠くなることがありましたが、今は、疲れていない限り眠くなることはありません。
寝つきが良くない人は、もしかすると、日中に糖質を摂取して眠気に襲われているからなのかもしれませんね。自動車を運転する前の糖質摂取も危険でしょう。
糖質制限を始めて寝つきが良くなったら、朝も楽に起きられるようになったかというと、そんなことはないですね。朝起きるのが苦痛に感じるのは、糖質制限前と変わっていません。また、糖質制限をすれば、睡眠時間が短くなるわけでもなさそうです。眠りの深さも日中の活動量に左右される感じです。
布団に入っても、なかなか眠れないという人は、糖質摂取を控えてみてはいかがでしょうか。夕食だけでも、米や小麦粉を食べないようにするだけで寝つきが良くなるかもしれませんよ。