先日、予備校講師の林修先生が出演されている『林修の今でしょ!講座』というテレビ番組を見ていたら筋トレが紹介されていました。
番組は、ハードな筋トレではなく、誰もが自宅でできるメニューをいくつか紹介する内容で、中高年層をターゲットにしている感じでした。しばらく視聴していると、紹介されている筋トレは3秒筋トレという名称だとわかり、これはスロートレーニングと同じだなと気づきました。
1回の動作をゆっくり3秒かける
紹介されていたメニューは、椅子座り、かかと下ろし、片膝下ろしの3メニュー
どのメニューも1回の動作に3秒かけるのがポイントです。椅子座りは、立った状態から3秒かけて椅子に座るトレーニングでスクワットと同じようなものです。
かかと下ろしは、つま先立ちの状態から3秒かけてかかとを下ろしていくトレーニングでカーフレイズと同じようなものです。
そして、片膝下ろしは、椅子に座った状態で片足を上げ、その状態から両手で膝を押しながら3秒かけて下ろすトレーニングです。
スロトレと同じですね。
スロトレも、1回の動作に3秒かけます。スクワットだと上げる動作に3秒、下げる動作に3秒、1秒待機してから再び3秒かけて上げ、3秒かけて下げます。
番組では、3秒数えながらトレーニングをすると苦しくなってきたときに数えるスピードが速くなるので、5秒数えるのがポイントだと解説されていました。確かにスロトレをやっていても、苦しくなると動作が速くなりますから、5秒数えても実際には3秒しかかかってなさそうです。大した情報ではないように思えて、これは結構大切ですぞ。
名前は変わっても理屈は変わらない
中高年を対象とした筋トレは、定期的に健康番組で取り上げられ、その時々で名称が異なっています。
でも、紹介されている筋トレの原理は、結局スロトレと同じで、ゆっくりと体を動かすことが肝になっています。ゆっくり筋トレすることで、筋力アップの効果が高まるという理屈は覆っていないようですね。
番組では、動作をゆっくりにすればするほど筋トレ効果が高まるというものではないとも解説していました。1回の動作は3秒が効果的なようで、5秒とか6秒とか時間を長くしても得られる効果は3秒の時と変化ないみたいです。
林修先生は還暦を迎えたそうですが、若々しく見えますね。
以前、林先生が昼食に大量のゆで卵を食べていたのをテレビで紹介していましたが、今もやっているのでしょうか。コレステロールが健康に悪いと言うお医者さんが今でもたくさんいらっしゃいますが、林先生を見ていると説得力がないですよね。