ノンロックスローで2分間で30回のスクワットは可能か?

最近、おもしろいニュースを見ました。それは、2014年2月のソチオリンピックを控えたロシアの首都モスクワでのユニークなキャンペーンです。

地下鉄の駅で、2分間に30回のスクワットをできた人には、30ルーブル相当、日本円で約90円の地下鉄の乗車券が発券されるというものです。私が住んでいる地域でもこういったキャンペーンが行われれば絶対にチャレンジしますね。

でも、ノンロックスローで30回のスクワットを2分以内に終えるのは可能なのでしょうか?

計算したら無理だった

結論を先に言うと無理ですね。

スロトレ完全版では、スクワットは、上げる動作に3秒、下げる動作に3秒、下げた状態で1秒間停止というのが1回です。1回で7秒かかるわけですから、30回行うと210秒かかってしまいます。とても2分では無理ですね。

仮に時間無制限だったとしても連続30回をノンロックスローで行うのは非常にしんどいです。10回を3セットに分けて行うスクワットも大変ですからね。

でも、実際に30回のスクワットをして地下鉄の乗車券をもらえるとしたら、早い動作で2分以内に30回終えるのはそれほど難しいことではありません。しかし、ただ、スクワット30回やっても大した効果がないので、やはり、2分間でトレーニング効果を最大にしたいものです。

そう考えると、30回のスクワットのうち何回かはノンロックスローで行った方が、筋力アップにつながるでしょう。

このブログは、スロートレーニングを紹介しているブログなので、それ以外の筋トレ法には、ほとんど触れていません。でも、筋トレはスロトレ以外にもたくさんの方法があるので、それらとうまく組み合わせれば、2分間で30回のスクワットの効果を最大にできるはずです。

そこで、思いついたのがクイックアンドスローでスクワットをすることです。

クイックアンドスローは、実際に広く行われている筋トレ法です。これは、早い動作で筋トレを行って筋肉の機械的破壊を起こし、スローで成長ホルモンを分泌させて修復を促すというものです。

2分間で30回のスクワットを終えるには、30秒で20回クイックを実施し、その後、1分30秒かけてスローで10回行えばよいということですね。

30秒で20回のクイックはおそらくできるでしょうが、その後、スローで10回はかなり厳しそうです。やっていないので、できるかどうかわかりませんが、太ももがパンパンになるに違いありません。興味がある方は、チャレンジしてください。