腹筋の鍛え始めはお腹が出てくる

お腹の出っ張りをへこまそうと思って、筋トレを始めたという方は多いのではないでしょうか?

お腹周りをすっきりとさせようとするなら、当然、腹筋を鍛える必要があります。もちろんどんなに腹筋を鍛えても食べ過ぎていれば、お腹をへこますことはできません。

また、腹筋を鍛え始めたからと言って、すぐにお腹がへこむわけではないので、目に見える変化がないからといってすぐに止めず、継続することが大切です。でも、どれだけ継続すればお腹がへこんでくるのかわからなければ、筋トレに対する意欲が持続しないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は、筋トレを継続してどうなったのかという私の経験を紹介します。

最初の3ヶ月はほとんど変化なし

スロートレーニングを開始して最初の3ヶ月は、ほとんど変化がありませんでした。何となく見た目が変わって来たかなと感じることはありましたが、気のせいだったかもしれません。

3ヶ月経過時点では、お腹がへこむというよりも、むしろお腹が出てきたようにさえ思えましたね。腹筋を鍛えれば、それだけお腹の筋肉が太くなるので、それが原因で逆にお腹が出てくるということを聞いたことがありますが、これは事実なのかもしれません。

3ヶ月くらいで、筋トレを止めてしまった人の中には、鍛えれば鍛えるほどお腹が出てきたから止めたという人もいるのではないでしょうか。

6ヶ月ほどで出てきたお腹が元に戻る

スロトレを6ヶ月ほど続けた時には、お腹が出てきたと感じることはなくなりました。スロトレを始める前の状態に戻ったような感じですね。

でも、この頃になると、確実に腹筋が付いてきたというのが目に見えてわかるようになっていました。成果を実感すると、スロトレへの意欲が今まで以上に高まり、やめたいという感情はなくなりました。

ただ、6カ月を経過したあたりから、現状維持の期間が長く続きました。1年くらいはお腹周りの状態がそれほど変化しているようには見えませんでしたね。

1年経過で明らかにお腹のへこみがわかるようになる

とにかく自分で決めたペースを守って1年間スロトレを続けた結果、お腹周りの変化が顕著になっていました。

まず最初に気付いた変化は、食後のお腹のふくらみです。私は、もともとそんなにお腹は出ていなかったのですが、それでも食後は、ボッテリとした感じになっていました。でも、スロトレを1年間続けていると、食後でもボッテリとお腹が出ることはなくなりました。もちろん食べた後は少しはお腹が膨らみますが、ベルトが苦しく感じるようなことはないですね。

次に気付いたのは、筋肉が付いているのに盛り上がっているような感じが無くなってきていることです。これは今も継続中です。お腹だけが痩せていってるような感じですね。でも、体重が急激に減っているわけではありません。

お腹がへこんでいくのに合わせて脇腹もすっきりとしてきました。以前は、脇腹の脂肪をつかむことができたのですが、現在では、皮膚をつまめる程度です。

よく脇腹をすっきりさせるには、腹筋を鍛える時に上体を右や左にひねりながら起こすツイストクランチが有効だと言われます。でも、私の場合は、1ヶ月ほど一時的にツイストクランチをしていたことはありますが、基本的に上体をまっすぐに起こす通常のクランチしか行っていません。

それでも脇腹がすっきりしてきているので、無理してツイストクランチをする必要はないようです。部分痩せはできないと言われているように鍛える部位と脂肪が減る部位は、必ずしも一致しないのかもしれませんね。

以上の私の経験をまとめると、腹筋の鍛え始めはお腹が以前よりも出てきたように感じるけども、続けているうちに体重の変化とそれほど関係なく、徐々にお腹がへこんでくるということです。

まずは、あまりいろいろと考えず、1年間は筋トレを継続することが大切だと思いますよ。あと糖質制限も同時にやれば、お腹だけでなく脇腹もすっきりしてきます。米やパンなど糖質が多い食品を中心に食べている限りは、なかなかポッコリお腹は解消しないでしょうね。

なお、以下の記事も参考にしてください。