米、パン、麺類の摂取を抑える糖質制限を始めて、5日ほど経ちました。
糖質制限をすると、食事の時に主食を抜くため、おかずのみとなってしまいます。なので、減らした米と同じだけおかずを増やすことになるわけですが、これがなかなか難しいんですよね。
なんせ、茶わん1杯150g程度あるので、それに代わっておかずを150g増やすわけですからね。結局、米に見合うだけのおかずを増やすことができず、体重がかなり減ってしまいましたよ。
主食に代わる食品探し
私は、身長177cmで体重が61kgと痩せ型です。
スロートレーニングを始める前は、63kgだったのですが、見事に体脂肪が減って2kg体重が減ったわけです。当初の予定では、体重は減らさず、筋肉を付けて体脂肪を減らすつもりだったのですが、なかなか都合よくいかず、筋肉は微増で体脂肪が大幅減となったんですよね。
そして、今回、糖質制限にチャレンジしたところ、さらに体重が減ってしまって、この記事を書いている時点で58kgまで落ちてしまっています。一時的に58kgを下回ったこともあります。
このまま、米、パン、麺類といった主食を抜き、おかずの量を今のままにしておくと、体重がどこまで減るかわからないですね。
そこで、主食に代わる食べ物を探しています。
めぼしいものと言えば、卵なのですが、家族は1日1個までしか卵は食べてはいけないなんていうわけですよ。卵はプロテインスコア100点満点の良質な食材なのに、だれが言い出したかわからない1日1個説に固執するのはどうなんでしょうね。
ということで、今は卵を1日1個から2個しか食べず、75gの魚肉ソーセージをおかずに追加して食べています。
しかし、これでも体重の減少を抑えるのが難しいですね。とりあえず、今まで何もつけずに食べていたサラダにマヨネーズをかけて、体重減少に歯止めをかける作戦を決行。これで58kgは維持できそうですが、減った分を取り戻すのは難しいですね。
とりあえず、糖質を減らしているわけですから、それに代わるエネルギーとして脂質を増やしていくことにしましょう。
糖質たっぷりの食べ物は陰性食品?
話は変わりますが、私は以前から、できるだけ体を冷やさないようにしています。
医師の石原結實先生の著書「体を温めると病気は必ず治る」の中で、体が冷えると病気になりやすいといったことが述べられていたので、体を冷やさないようにしているわけです。
で、体を冷やさないようにするには、夏にクーラーに当たりすぎないとか、冷たいものばかりを食べないとか、いろいろとあり、その中には、筋トレで筋肉量を増やすと体温が上がるとも述べられています。なので、スロートレーニングで筋力アップをすることは、体を冷えにくくするために効果的なんですね。
また、食べ物には、体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品があり、陰性食品ばかりを食べていると、体が冷えやすくなるとも。
陽性と陰性の見分け方は、北方産は陽性で南方産は陰性、暖色系は陽性で寒色系は陰性、硬いものは陽性で柔らかいものは陰性となります。どちらにも分類されず体を温めも冷やしもしないものは間性です。
人間の体は、36.5度から37.0度で活発に働くということなので、それなら37度まで平熱を上げようと思っていました。もともと体温は高めで、36度後半だったのですが、常に36.8度から37.0度を維持することを目標にしています。
そして、体をできるだけ冷やさないように、また、スロトレで筋肉を付けたことで平熱が上がっているように思っていたわけですが、主食を抜き始めて、体がポカポカとしていることに気付いたので、試しに体温を測ってみました。
すると、体温が37度になっていました。これは偶然かなと思ってもう一度測ると今度は38度。これは何かの間違いだろうと、さらに測ってみたら37.7度ありました。
10秒程度で検温できる体温計なので、誤差が大きいのかもしれませんが、この結果からすると、平熱は37度はありそうです。
ちなみに体温を測ったのは夜でした。ついでに朝にも測ってみたら37度ちょうどだったので、おそらく1日を通して37度くらいなんでしょうね。
ここで、糖質制限と体温の関係なわけですが、糖質の代表と言えば砂糖ですよね。
砂糖は白色なので、寒色系の色をしていることから、先ほどの分類では陰性食品になります。白パンも色が白く柔らかいので陰性食品です。うどんも同様に陰性食品ですね。白ごはんは間性食品に分類されるようですが、白くて柔らかい食べ物だから、これは陰性食品になりそうです。
つまり、米、パン、麺類の多くは、体温を下げる陰性食品に分類されるので、これらの摂取を控えたことで、体温が上がったのかもしれませんね。
糖質制限で体温は上がるのか?
それで、自分以外にも主食を控えることで、体温が上がった人がいるのか知りたくて検索したところ、思ったとおり、上がっている人がいました。
やはり、陰性食品の代表のような糖質が多く含まれている食品は、体を冷やす原因なんだなと思いながら、さらに調べていくと、今度は、体温が下がったという人が出てきました。以下のブログを書いている方たちがそうです。
- 糖質制限ダイエット、すごいです。
- 糖質制限して唯一のマイナスポイント
2012/11/7ころ 糖質制限開始から39日目くらいの体感 体温が下がっている?
糖質制限と体温は関係がないのかもしれません。私の体温上昇は、やはりスロトレによるものと考えた方が良いようです。
ただ、上の方たちに共通しているのは、恰幅が良いということです。私は痩せ型なので、もしかしたら体型によって、糖質を制限した時の体温の変化の仕方が違うのかもしれませんね。
糖質制限で体温が上がるのか下がるのかは、素人ではよくわからないので、専門家の方の研究にゆだねましょう。
とりあえず、このまま主食抜きを続けてみて、体がどうなっていくのか観察していきます。
2019年2月9日追記
人間の熱産生には、褐色脂肪細胞が関わっています。
褐色脂肪細胞は、脂肪酸を利用して熱を作り出します。糖質制限をすると体温が上昇するのは、褐色脂肪細胞が脂肪酸から熱を生み出しやすくなることも理由だと思われます。