腹筋を鍛えながら痩せていくとお腹がペタンコになりやすい

ダイエットの第一の目的がお腹をへこませることという方は、多いんじゃないでしょうか。

女性ならウェストを細くして、くびれを作りたいと考えたりしますよね。男性なら、ただお腹をへこませるだけでなく腹筋を割りたいと思うことでしょう。

どちらの場合でも、共通するのはお腹がへこんでペタンコになることですよね。でも、食事量を減らしているのにお腹がへこまないとか、腹筋を鍛えているのにお腹がへこまないといったことはよくある話です。

では、どうやったらお腹がペタンコになるのでしょうか?

その答えは、食事制限と腹筋のトレーニングを同時に行うことです。

筋トレだけだとなかなか結果が出ない

私は、スロートレーニングを1年半以上毎日行っています。その甲斐あってか、お腹は徐々に筋肉がついてきて引き締まってきました。

でも、スロトレだけをしていてもお腹がペタンコにならないんですよね。

トレーニング量が少ないと言われたらそれまでなのですが、なかなかお腹周りの贅肉が減っていかないのです。全く贅肉が減らないのかというと、そういうことはなく、スロトレ期間が長くなるにつれて少しずつお腹周りがすっきりとし始めてはいたわけです。

スロトレだけだと、お腹をへこませるのに時間がかかるというのが正直な感想ですね。

食事制限の効果

最近、自分の食生活に疑問を持ったことから糖質制限を行っています。

糖質制限は、米、パン、麺類、イモ類など、糖質が大量に含まれた食べ物や砂糖が多く含まれているお菓子類を食べないようにする食事制限のことです。

この糖質制限を始めてから、体重が勢いよく減っていきました。もともと痩せ型なので、体重を減らしたくないのですが、ただ糖質の摂取量を少なくするだけで、思いもよらないスピードで体重が減少していくわけです。

自分の体を観察していくと、顔から最初に痩せていき、次にお腹がへこんでいきました。

特にお腹のへこみ方が強烈で、体重減少以上にへこんでいっているような感じなんですよね。

さらにお腹の観察を続けていると、どうも腹筋の外側に付いている贅肉が薄くなっているのに気づきました。それに気づいた頃から、おへその辺りがベルトでギュッと締め付けるような感じで、巻き上がるようにへこんできたんですよね。

筋トレと食事制限の相乗効果がポイント

ここまでの話から、お腹をへこませるなら、腹筋を鍛えるよりも食事制限の方が効果的と思いますよね。

でも、おそらくそうじゃなくて、筋トレと食事制限の相乗効果でお腹がペタンコになったんだと感じます。

お腹を鍛えると、腹筋の力で内臓が内側に押し込まれるから、お腹がへこむということを聞いたことがあります。私の経験からも、これは本当のことだと思います。でも、腹筋を鍛えているだけでは、なかなかお腹がへこんでこなかったので、これだけでは、お腹痩せに時間がかかってしまいます。

スロトレに加えて糖質制限を行って気付いたことがあります。

それは、腹筋が内臓を内側に押し込むのを邪魔しているものがあるということです。

その正体は、腹筋の外側についている贅肉に違いないと思ったんですよね。

これは、私がそう思うだけで、事実かどうかはわかりません。でも、腹筋の外側にくっついている贅肉の重さのせいで、内臓を内側に押し込もうとする力が弱められているとしたら、この仮説が成り立つんじゃないでしょうか。

どんなに食事制限で体重を減らしても腹筋が弱ければ内臓を内側に押し込む力が弱いので、お腹がボテっと前に出てしまいます。痩せ型でお腹が出ている人は、このタイプの人が多いように思えます。

反対にがっしりとした体をしている人は、腹筋はしっかりと付いているけど、その外側を覆っている贅肉の重みで、お腹が出てるように思えます。

両者では、お腹が出ている原因が異なるので、腹筋を鍛えるべきか食事制限をするべきか、採るべき行動が違ってくるのではないでしょうか。

とは言え、自分がどっちのタイプかわからないことの方が多いでしょうから、筋トレと食事制限の両方を同時に行うのが、早期のお腹痩せには良いでしょうね。

それと、腹筋を鍛えて内臓を内側に押し込むというのは、骨盤枕ダイエットと似ているような気がします。

骨盤枕ダイエットの詳しい内容は、以下のブログに掲載されているので、そちらを読んでもらえばわかりますが、簡単にいうと、仰向けに寝て、腰の下に枕を入れた状態を数分保ち、内臓を体の上の方に移動させてお腹をへこませるというダイエット法です。

腹筋を鍛えていると、おへその辺りの筋肉が付いてきて、その部分がへこんできます。すると、おへその辺りの筋肉が、内側に力をかけることで、重力で下がってくる内臓を下から支えているように感じます。

画像を撮って確かめたわけではないので、妄想に過ぎないんですけどね。

でも、腹筋を鍛え続けて、お腹と背中の間の空間を狭くしてしまえば、内臓が下がりにくくなりそうですよね。

背筋も鍛えると、さらに効果がありそうに思いますが、これも私の妄想に過ぎません。ただ事実としていえることは、筋トレだけでなく糖質制限も行って体重が減り、お腹がかなりへこんだということです。

なお、今後の腹筋の変化については、毎月の定例報告でお伝えしていきます。