筋力が付いていることに気付くとき

筋トレをしていると、少しずつ筋力が付いてくるものです。でも、それに気づく瞬間というのは、なかなか訪れません。

普段から、胸囲や太ももの太さを測っているのなら、数字で把握することはできますが、そういったことをしていない場合には、見た目の変化で判断するしかありません。

でも、見た目の変化というのは記憶があいまいで、ちょっとした変化だと気付かないんですよね。

しかし、身体測定を定期的にしていなくても、筋力アップしていることに気付くことがあります。それは、普段の筋トレの最中です。

アームレッグクロスレイズ中に支えている腕が疲れなくなっている

私が筋力アップしていることに気付いたのは、アームレッグクロスレイズ中でした。

アームレッグクロスレイズは、四つん這いになって、右腕と左足を同時に反っていくエクササイズです。主に背筋を鍛えるメニューですが、スロトレをやり始めた時は、体を支えている左腕が、すぐに疲れていたんですよね。

なので、背筋が疲れる前に体を支えている腕の方がダウンしてしまうような感じでした。

それでも、支えている腕の疲れに耐えながらアームレッグクロスレイズを続けていると、苦しいものの我慢できるようになっていました。しかし、この段階では、まだまだ楽にできるという感じではなかったですね。

そして、アームレッグクロスレイズは、支えている腕が疲れるものだという認識が強くなり、その後は、この苦痛に耐えるのも筋トレだと思いながら、エクササイズを続けていました。

で、今でも1日おきにアームレッグクロスレイズを行っているわけですが、最近になって、支えている腕がまったく疲れなくなっているのに気づきました。

アームレッグクロスレイズで疲れるのは、肘の少し下の筋肉なのですが、ここがまったく疲れないんですよね。見た感じだと、特に筋肉が太くなっているようには思えないのですが、疲れないということは筋力アップしているということに違いありません。

筋力アップに気付く瞬間は、意識していない時にやってくるものなんですね。

筋肉の疲労もいつの間にかやってくる

筋力アップもそうですが、筋肉の疲労も知らない間にやってくるんだなということがわかりました。

ここ3週間ほど、どうもふくらはぎが疲れやすかったのですが、どうやら筋肉痛になっていたようです。

小さな筋肉は疲れやすいけども回復が早く、逆に大きな筋肉は疲れにくいけども一旦疲れるとなかなか疲労がとれないと言われています。ふくらはぎは、割と大きな筋肉なので、ほとんど筋肉痛になるということはなかったのですが、このところ、坂道を上ったり下ったりしていると、左足のふくらはぎが疲れやすいなと感じていたんですよね。

最初は、夏になって暑くなってきたから、体が疲れやすいのかなと思ったのですが、他の部分は全く疲れていなかったわけです。それで、ふくらはぎに意識を向けるようにしていたら、筋肉痛になっていることに気づきました。

筋肉痛になっているにも関わらず、ふくらはぎを鍛え続けていたので、治りが遅くなったんでしょうね。

筋力アップも筋肉疲労も、普段から自分の体に関心を持っていないと、なかなか気づかないんだなということがわかりましたよ。