歯磨きは歯間をデンタルフロス、歯と歯茎の境目をポイントブラシで仕上げる

私は、他の人よりも歯を大切にしている方だと思います。治療した歯は何本もあるのですが、抜いたことは親知らず以外にありません。

歯磨きは、基本的に1日3回。少なくとも2回はしますし、夜の歯磨きは歯ブラシに加えてデンタルフロスも使っています。また、半年に1回は歯科で歯に着いた歯石を除去してもらっています。

これだけでも、まずまず歯の手入れには気を使っている方だと思うのですが、最近、夜の歯磨きにポイントブラシも導入することにしました。

歯ブラシだけでは50%しか歯磨きできない

歯医者さんが運営しているウェブサイトを見ていると、歯ブラシだけでの歯磨きだと、歯に着いたプラーク(歯垢)は50%しか取れないと書いてあります。

これは、歯ブラシでは歯間に溜まったプラークを除去できないからです。だから、デンタルフロスも使って歯間をきれいにしましょうということです。

デンタルフロスを使えば、プラークを90%除去できるとされています。どんなにしっかりと歯磨きしても100%というのは難しいのでしょうね。だから、定期的に歯科で歯をきれいにしてもらって100%に近づけることが大切なのだと思います。

下の写真の左側が今回新たに導入したポイントブラシです。そして、右側がデンタルフロスです。

ポイントブラシとデンタルフロス

デンタルフロスで歯間の汚れを除去

デンタルフロスは、いろんなメーカーから様々な種類のものが販売されています。一般的なデンタルフロスは、40メートルが500円程度でドラッグストアに並んでいますね。

私は、何種類かのデンタルフロスを使ってきたのですが、最近は、サンスターのガム・デンタルフロスのフラットタイプを使っています。

デンタルフロスフラットタイプ

ガム・デンタルフロスのフラットタイプは、糸が平たくなっていて初心者でも歯間に入れやすい形状となっています。また、ワックスも塗ってあるので、力を入れなくても、スルッとデンタルフロスが歯間に入ります。

ただし、糸が細めであること、ワックスが塗ってあることからプラークを除去する力は、他の商品よりやや劣る感じです。

私が、ガム・デンタルフロスのフラットタイプを使っている理由は、単純に安いからです。値段は、サンスターの他のデンタルフロスと同じなのですが、フラットタイプは50メートルあるので、ちょっとお得なのです。

1回の歯の手入れで使用するデンタルフロスの長さは40cmです。なので40メートルだと100回分、フラットタイプは50メートルなので125回分ですね。

デンタルフロスは、40cmに切って、両端を両手の中指に巻きつけます。両手の間隔は15cmほどとります。そして、デンタルフロスをピンと張った状態で歯と歯の間にゆっくりと入れて、前後に動かします。すると、食べカスが歯の間から、ポロポロと出てきますし、歯ブラシでは取れない歯間のプラークも取れます。

歯間のプラークをしっかりと取りたい方は、ワックスが塗ってないノーワックスタイプのデンタルフロスがおすすめです。ワックスが塗ってないので、摩擦が強く、プラークを除去する力はワックスタイプよりも強いです。

ポイントブラシで歯と歯茎の境目を手入れ

今回、新たに導入したポイントブラシは、通常の歯ブラシと同じような形状をしていますが、ブラシが長方形ではなく円錐形になっている点で異なっています。

ポイントブラシ

ちなみにポイントブラシは、エビス株式会社が製造しています。他のメーカーでも、同じ形状のブラシは製造されていますが、商品名は違います。

他のメーカーのものでなく、ポイントブラシを選んだ理由も、安かったからです。とは言え、それほど値段に差はないですね。ちなみにポイントブラシは、ドラッグストアで300円でお釣りがくる値段で売ってました。

ポイントブラシは、歯並びの悪い部分、歯間、歯と歯茎の境目を磨くのに便利です。

歯間はデンタルフロスで手入れできますが、どうしてもプラークを取りきれないことがあります。そういった部分にポイントブラシの毛先を入れて縦に動かすと、割ときれいにプラークが取れますね。

また、歯と歯茎の境目は、通常の歯ブラシを斜めに当てて磨けばプラークを取れますが、こちらも完全に取りきれません。でも、ポイントブラシを歯と歯茎の境目に当てて、なぞるように動かせば、通常の歯ブラシよりもきれいになります。今まで、歯と歯茎の境目のプラークを歯ブラシできれいに取れてなかったので、歯磨きの仕上げに爪楊枝を使っていたのですが、ポイントブラシのおかげでその手間がなくなりました。

歯並びの悪いところにも毛先が届きますから、この点も通常の歯ブラシよりも便利です。

デンタルフロスとポイントブラシを併用した方が歯をきれいにできますが、デンタルフロスを使うのが苦手な方は、ポイントブラシだけでも使用することをおすすめします。

これだけやれば、歯の手入れは十分でしょうね。あと口臭が気になる方は、以下の記事も参考にしてください。