米、パン、麺類など炭水化物(糖質)が多く含まれている食品を食べないようにする糖質制限を始めると、これまでよりも食費が増えます。
米も食パンも安い食品ですから、それらを別の食品に置き換えれば相対的に食費が増えるのは仕方のないことです。でも、上手に工夫して食費を抑えている人もいます。卵、レバー、鶏肉などは比較的安い値段で売ってますから、こういった食品を食べる頻度を増やせば、糖質制限をしていても食費を大幅に増やさなくて済みます。
また、多くの人が、糖質制限を開始すると高糖質食時代よりも健康になり体が疲れにくくなります。糖質制限で、せっかく健康的な体を手に入れたのですから、これを上手に利用して食費を節約しない手はないですよ。
駅まで歩く
私は、糖質制限を始める前から、自宅と駅との往復は徒歩です。片道で3千歩ほどあるので、往復6千歩ですね。時間にすると、往復で1時間弱です。
これだけの距離があるので普通ならバスを使うところですが、私は昔から歩くのが苦にならないので自宅と駅との往復にバスを使わないようにしています。一時期、仕事でノートパソコンや大量の書類をカバンに入れて持ち運んでいたことがあり、その時は、さすがにバスに乗りましたけどね。
最近は、あまりバスに乗らないので運賃がいくらなのかはっきりとは覚えていないのですが、220円か230円だったと思います。往復で、440円か460円です。糖質制限で元気になった人は、私のようにバスを使わないようにするだけで交通費を節約できますから、その浮いた交通費を食費に充てれば出費を抑えられるはずです。
ちなみに440円あれば、これだけの食品をスーパーで買えます。
- 牛肉(豪州産)なら200グラム
- 豚肉(国産)なら300グラム
- 鶏肉(国産)なら450グラム
- 鶏卵(国産)なら30個
3食、白米を食べていた方は、朝にゆで卵2個、昼に牛肉100グラム、夜に豚肉100グラムと置き換えても、浮かした交通費440円以内で収まるはずです。片道だけバスを使わなくしただけでも、牛肉と豚肉を鶏肉に代えれば220円以内に収まると思います。
鶏卵なんて、安売りの時は10個が110円くらいで売ってますから、往復のバス代で40個も買える計算です。鶏卵は栄養価の高い食品ですから、米や食パンを食べるよりも費用対効果が高いですよ。
電車代はさすがに節約しにくい
自宅から駅までバスに乗らないという選択はできても、駅から会社まで電車に乗らないようにするのは厳しいでしょうね。自宅から歩いて通勤できる距離に会社があれば電車代を浮かせますが、自宅の最寄り駅から3駅も4駅も先に会社があると、さすがに歩いて通勤できません。
仮に1駅だけ歩いたとしても、浮かせる運賃は20円くらいじゃないですか。20円でも節約できればありがたいですが、それを食費に充てるには少なすぎますね。
今回はバス代を浮かして食費に充てる方法を紹介しましたが、糖質制限を続けていれば、誰もがそのうち食費の節約の仕方がわかるものです。スーパーに行けば、たくさんの食品が並んでいますから、その中から糖質が少なく値段も安い物を探していれば、いつの間にか食費を抑えられるようになっていますよ。